
■未来を担う若い世代への愛情(11月15日)
文化の秋、スポーツの秋、今年は区内でもさまざまな催しが行われ、まちを巡ると区民の皆さんの笑顔と活気を随所に感じます。
先月、上小岩第二小学校では「魔女の宅急便」の作者、角野栄子さんによる朗読会が全校児童に向けて行われました。幼少期を小岩で過ごした角野さんは、その時代の体験や情景が時に作品に表現されていると話されています。これまでにも区内の子どもたちのために、児童文学の魅力を伝える機会を数多くつくってくださいました。本区に児童文学館が開設されるまであと1年、待ち遠しく思います。
また、カヌースラローム競技の五輪銅メダリスト、羽根田卓也選手は区内の小学生を対象にした「羽根田卓也杯カヌー大会」を開催してくださいました。2年後のパリ五輪を目指してトレーニングを続ける中、「カヌーの楽しさを感じてほしい」という思いから実現したイベントです。羽根田さんはこれまでにも、学校でのカヌー教室など多くの場面で指導を続けてくださっています。
それぞれ活躍の舞台は違えども、お二人に共通するのは「江戸川区の子どもたちのために…」という熱い思いです。未来を担う若い世代へのあふれんばかりの愛情が、子どもたちの心豊かな成長につながっていくのだと思い、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
江戸川区長 斉藤猛
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