文字サイズ
自治体の皆さまへ

いきいき!健康 Healthy Life

10/22

宮崎県えびの市

■高齢者の冬の健康管理
厳しい冬の寒さは、体温を下げ免疫力の低下を招きます。加齢により免疫機能が衰えやすい高齢者は、冬に感染症にかかるリスクが高まります。マスク、手洗い、換気、人混みを避けるなど、十分な注意が必要です。
また、体を温める食材の大根やゴボウ、芋などの根菜類を使ったバランスの良い食事を心掛けましょう。ウイルスが空中を飛散しにくくするために、加湿器の使用や濡れたタオルを部屋に干すなど、湿度を50から60パーセントに保ちましょう。
寒くなってくると発生しやすくなるのが腰、肩、膝の関節痛です。関節痛が発生することで、歩くことがつらくなり、動くことを控えてしまう人もいますが、運動量が減ることで体の筋肉量が低下し、痛みが増して転倒などの危険性も高くなります。
関節痛の原因の多くは、血行不良や筋肉が冷えて硬直することです。これらを解消するには、運動し筋肉をほぐす、入浴などで体を温めて血行を良くするなどが重要です。
また、高齢者は、膝の軟骨がすり減ることで関節痛を起こしやすくなります。膝への負担を軽減するためには、足腰の筋肉量を増やし、衝撃を吸収しやすくすることが効果的です。無理のない範囲でストレッチやウオーキングなどの軽い運動や百歳体操を日常的に行い、筋肉を衰えさせないことも必要です。

文:市地域包括支援センター

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒104-0061 東京都中央区銀座3-4-1 大倉別館ビル5階

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU