■えびの青年会議所理事長 川畑博志さん
「先輩たちが築いてきたものを残しつつ、新たなことにも挑戦していきたいです」と話すのは、えびの青年会議所理事長の川畑博志さんです。
▽子どもたちの選択肢を広げて新たなことへのきっかけを作りたい
川畑さんは、今年の1月に41代目のえびの青年会議所理事長に就任しました。「人数が減ってきて、事業を行うことが難しくなっていますが、今年の4月からはえびの市商工会青年部の部長も兼任することになるので、青年会議所と商工会青年部でタッグを組んで面白いことに取り組んでいきたいです」
現在、同会議所では3人の会員が活動し、飯野高校の青年育成事業、えびの市社会福祉協議会との災害時防災協定を生かした防災事業、会員拡大を目指した活動を行っています。「主な活動の1つである防災事業では、災害ボランティアセンターの運営に携わり、有事の際はすぐに動けるようにしていきたいです。また、被災した地域の皆さんは余裕がないため、えびの市だけでなく、西諸などの広いエリアで防災協定が結べないか模索しています」
子どもたちの選択肢を広げることが大事と話す川畑さん。「都会と違って選択肢が少ないので、育成事業を通して飯野高校と宮崎大学との交流を深めるなど、新しいことに触れるきっかけづくりをしていきたいです」
「青年会議所は、自分も成長しながらえびのを盛り上げていくことができます。ぜひ、一緒に活動してみませんか」と笑顔で話していました。
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