問:まちづくりのビジョンは
答:将来にわたって持続可能なまちづくりを目指しています
■山田久子議員
問:町および各地域の活性化に対するビジョンと来年度検討している事業について伺います。
企画課長:第3次総合計画では、人口減少や少子高齢化、厳しい財政状況を克服することにより、将来にわたって持続可能なまちづくりを目指しています。
町長:農業については獣害にあいにくい作物の試作段階に入っています。生産から販売と収益につながる農業のほか、観光につなげられるような、休耕地などを利用したフラワーパークのようなものをつくっていきたい。
また、各地区の資源や施設を活かし観光ポイントをつくり、大多喜町を訪れていただけるようにしたい。
問:町内の交通政策(観光・高齢者)や少子化対策・人口減少対策に対するビジョンと来年度検討している事業について伺う。
企画課長:交通政策では、交通事業者への運行経費支援、粟又の滝方面への臨時バスおよびデマンド型乗合交通の継続運行や、アンケート調査・懇談会を開催し、地域の実情に合った計画の策定を予定しています。
少子化対策では、出産・入学祝金、医療費助成などの継続。また、人口減少対策では、住宅取得等の支援や空き家を活用した移住促進など、「大多喜町総合戦略」に基づき、各種施策を推進していきます。
●企業版ふるさと納税について
問:町はどのような地方創生プロジェクトについて、国の認定をとる考えか。
また、その目的と目指す効果は何か。
企画課長:国の認定を受ける地方創生プロジェクトについては、大多喜町総合戦略において定めた4つの基本目標すべての事業となります。
目的と効果は、大多喜町総合戦略の目標である「人口減少の克服・持続可能なまちづくり」となります。
▽4つの基本目標
1 産業を活性化し、働く場を創る事業
2 「住みたい」・「訪れたい」と思う魅力を創る事業
3 結婚・出産・子育ての希望をかなえる事業
4 安心して暮らすことが出来る地域を創る事業
●子宮頸がんの発症予防と検診について
問:子宮頸がん検診の受診率と20代の受診率を伺う。
健康福祉課長:令和4年度の受診率は次のとおりです。
・全体の受診率…15.7%
・20代の受診率…3.4%
問:20代の希望者に、自宅で調べられる「子宮頸がん検査簡易キット」を無償配布することに対する町の見解を伺う。
健康福祉課長:検査簡易キットは、精度が100%とは言えず、厚生労働省でも推奨していないことから、町ではがん検診の受診を推奨したいと考えます。
また、検診を敬遠しがちな若い世代の方には、医師等専門家の意見も参考に、検診を補完する方法がないか考えていきたい。
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