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令和4年12月 第4回 下北山村議会12月定例会(1)

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奈良県下北山村

【一般質問】

▼質問者
和田晃裕議員

▽奈良県令和4年度第4回地域フォーラムにおいての本村の発表について
第4回地域フォーラムは令和4年11月5日(土)東吉野村で開催。「奈良のまちづくり」をテーマに奈良県知事、下北山村長、上北山村長、川上村長、東吉野村長が発表を行いました。

質問(1):
池の平ゴルフ場は村の観光にとって先駆的な施設で村民にとって大きな誇りで、観光の拠点施設と思っています。なぜ発表の観光資源に池の平ゴルフ場が入らなかったのか伺います。折角のPRの場で発表しないのは、少し意識が欠けているのではないでしょうか。

答え:地域振興課長
限られた時間での発表ということもあり、特色のある事業について説明しています。
村内にはゴルフ場やその他様々な素晴らしい観光資源が存在していますが、多くのお客様が訪れているところを紹介させて頂きました。
また、池の平ハウス及びゴルフ場は、村の行う色々なツアーメニューの中でも紹介しています。

質問(2):
キャンプ場は下北山村の観光資源に入っていましたが、今後の投資計画についてお聞きします。
キャンプ場はどこにでもあり、近隣の新たな施設づくりの話を聞いたり、多くの地域がキャンプ場に目を付けているように思われます。修繕も必要ですが競争に勝つためには将来計画、全体計画を建てた方が良いのではと質問します。

答え:地域振興課長
村としましては管理運営を行っているむらづくりセンターと協議しながら計画的な予算措置を、限られた財源のなか優先順位を決めて実行しています。ここ数年は老朽化による施設修理や改善を中心に行っておりますが、Wi-Fi※設備の整備や、平成の森コテージの新設を行いました。
むらづくりセンターにおいては、人員確保や人材育成に努力を頂いており、来訪客の滞在時間の延長を図るため、村の地域総合商社と連携して楽しんで頂けるメニューの開発、テントサウナ体験や、天体観測、キャンプ飯の紹介など、付加価値を付けた利用促進のモニターツアー等も行っております。その他JAF(日本自動車連盟)や、森のび(村内事業所)との連携事業によりPRに取組んでおります。来訪客が滞在中喜んで頂ける環境整備を、引き続き行っていきたいと考えています。
また、下北山村キャンプ場はダムの堰堤が見える、他には類の無いロケーションも売りの一つです。
そういった環境も活かしながら、他のキャンプ場との差別化を図る取り組みも考えて実行しているところです。
※Wi-Fi…インターネットへの接続を可能とする無線通信

質問(3):
南部地域のゲートウェイとなる拠点づくりとして、グラウンドの整備やサッカーチーム奈良クラブと連携し、地域活性化に取り組んでいるとの発表がありました。
下北山スポーツ公園がサッカー合宿に取り組み、約40年以上になります。その間、故中瀬古宜雄先生には一方ならぬお世話になりました。先生が所属されていました、サッカーチーム・ディアブロッサ高田さんとの連携無くしてサッカー合宿はあり得ないと思います。村の考えをお聞きします。

答え:地域振興課長
奈良県南部地域のゲートウェイとなる拠点づくりの整備や、誘致などを奈良県との連携事業として行っています。また、サッカーチーム奈良クラブのホームページを通じ下北山スポーツ公園の宣伝効果にも繫がっていると考えています。
下北山スポーツ公園とディアブロッサ高田との関係ですが、下北山スポーツ公園の利用促進に協力頂いていることには感謝しています。
特に夏のサッカーフェスティバルや、きなり女子サッカー大会を中心にチーム間の取りまとめをして頂き、大会を実施頂いております。
チーム自体も年間を通してご利用頂いておりまして、非常に感謝をしているところです。
そういったなかで下北山スポーツ公園でも、のぼり旗を作ってのお出迎えや、きなりカップ開催については補助金というかたちで応援をしています。
今後とも良好な関係で連携しながらサッカー合宿誘致に努めて参りたいと思っております。

答え:村長
ゴルフの愛好家である和田議員の質問らしいなと思っているところですが、地域フォーラムでの紹介がないからといって、ゴルフ場を観光地として取り上げていないというわけではありません。他にもPR活動は行っており、ゴルフ場は私たちにとって大事な観光資源であるという認識は持っております。
和田議員も下北山スポーツ公園の支配人をされていて良く分かると思いますが、キャンプ場についても、ゴルフ場についても10年前と比べると支配人も大変努力をいただいており、利用人数は増えております。今後より一層PRや施設の充実に努め利用が増えていけば良いと思っています。
またサッカーについても、ディアブロッサ高田さんを紹介しなかったからといって、決して軽視しているわけではありません。現場ではディアブロッサ高田さんと連携を密に取りながら、来年度も沢山の利用客を連れて来てくれるというような返事も頂いていますし、今後もディアブロッサ高田さん始め、多くのサッカーチームと連携を取りながら利用者数、合宿の拡大に繋げていきたいと考えています。

(第4回地域フォーラムでの発表内容については、インターネットから奈良県公式ホームページにおいて地域フォーラムを検索しご覧ください。)

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