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Medical News

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大阪府東大阪市 クリエイティブ・コモンズ

市立東大阪医療センターのスタッフがリレー形式で医療に関する情報などをお届けします。

◆第57回肺がん死亡率低下に肺がん検診は有効!コロナ禍でも必ず検診受診を
◇市立東大阪医療センター
呼吸器外科 東山聖彦特任院長
現在、がんに罹患して死亡する患者で最も多い原因は肺がんです。令和元年には、1年間で約12万人が罹り、7万5000人以上の方が亡くなっています。一部の肺がんは喫煙が原因であり、禁煙は確実に予防になります。また、肺がんの初期は症状に乏しく、気づいたときにはすでに進行期であったということも稀ではありません。早期発見のために、検診を受けましょう。
肺がん検診は、40歳以上の方を対象とした胸部X線検査(年1回)に加え、ハイリスク者(重喫煙者≪喫煙指数…1日喫煙本数×喫煙年数が600以上≫)には喀痰検査(細胞診)が行われます。ただし、胸部X線検査は肺陰影の検出能力が低く、肺がん死亡率を減少させる効果は少ないのが課題でした。
しかし近年、CTを用いた肺がん検診の有効性が検討され、胸部X線検査に比べ、早期の肺がんが多く見つかり、肺がん死亡率も10パーセントも低下することが示されました。ただし、重喫煙者に限ると死亡率低下の効果が明確ではありませんので、やはり禁煙しかないのです。
コロナ禍の昨今、昨年はがん検診受診者が激減し、肺がん検診の受診者数も例年に比べ30パーセント以上減少しました。受診を控えたために症状が進行してしまった肺がん患者も増えています。今年こそは、ためらわずに肺がん検診を受けてください。

問合せ先:地方独立行政法人市立東大阪医療センター事務局経営企画課
【電話】06-6781-5101
【FAX】06-6781-2194

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