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自治体の皆さまへ

シリーズ 新型コロナウイルスと人権 with(ウィズ)コロナ時代に見えてきたもの (7)

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東京都多摩市

日本で新型コロナウイルスの最初の感染者が確認されてから2年が経ちました。この間、私たちの生活様式や働き方だけでなく、意識や価値観も大きく変化してきています。今、私たちは、この経験から何を学び、これからの社会につなげていけるのでしょうか。森光(もり みつ)玲(れ)雄(お)さんのインタビュー記事シリーズ第7回をお届けします。

●森光玲雄氏
諏訪赤十字病院臨床心理課長。日本赤十字社の新型コロナウイルス感染症対策本部アドバイザー。ウイルスがもたらす「3つの感染症」の概念を考案

■制約の中で生まれる「正の副産物」の獲得に向けて―前編―
―お話を聞いて、人権問題についても、今のwithコロナの時代だからこそ学べることがあると思いました。むしろ人権について学ぶ良い機会かもしれません。
森光:今という時代は人権に対する態度を飛躍的に高めるチャンスだと思います。これまで差別や人権問題というと、それが部落差別であれ障害者やLGBTに対する差別であれ、見たくなければ見なくても済む側面があったと思います。しかし、新型コロナは、人との距離や行動の仕方など、日常生活のあらゆる場面に関わっていて、見ないようにすることは不可能です。さらに、自分が感染したら差別されるかもしれないという点で、全員が当事者でもあります。だからこそ、「人の尊厳を大切にする姿勢は、不安定な時代だからこそ大事ですよね」、「病気になるか否かで相手の人格を決めつけ非難するのは間違っているよね」というメッセージは多くの人に自分事として響くと思うのです。コロナで人権に対する感度、特に多様な他者と共生していく姿勢を広め育んでいきたいですね。
[引用元:人権啓発学習資料「みんなの幸せをもとめて(令和3年3月)」編集・発行:東京都教育庁地域教育支援部生涯学習課]※転載禁止

問い合わせ:平和・人権課
【電話】376-8311【FAX】339-0491

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