国際交流員(CIR)スーキ・パチェコ・ジャン・ポールの異文化交流コーナー
皆さん、初めまして。雲南市に新しく着任した国際交流員、スーキ・パチェコ・ジャン・ポールと申します。この名前は結構長いと思う方がいらっしゃるかもしれませんが、市内で会った時はぜひ「ジャン」といつでも声を掛けてください。
アメリカ合衆国のインディアナ州にあるウェストフィールド市から来日しましたが、実は南米の最北端にあるベネズエラで生まれました。10歳のころにアメリカ合衆国に移住し、その後インディアナ大学で日本語を専攻しました。私が初めて日本に来たのは平成25年でした。交換留学で、1年間名古屋市の近くでホームステイしました。私にとって、未だに心に彫られ、一生忘れられない体験でした。
帰国後、8年かけて、私はきっといつか日本で暮らしたい、という夢を果たし、雲南市にやってきました。
私はハイキングや大自然以外に、読書、執筆、いわゆる「物語ること」が大好きです。島根県はスサノオとヤマタノオロチの争いをはじめ、神話や物語が豊富です。ここ雲南市の国際交流員として、私が馴染んでいるアメリカ合衆国とベネズエラの文化やストーリーを記事やイベントなどを通して語らせていただきたいと思います。雲南市ならではの物語も吸収しながら、このきれいなまちの魅力を市内外の皆さんに紹介してみたいです。
我々はみんな人間で、それぞれのストーリーを持っています。私はそのストーリーで多文化共生への架け橋をつくりたいです。これから、よろしくお願いします。
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