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園芸コラム チャレンジ! Kitchen garden

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兵庫県赤穂市

連載 第2回
~野菜づくりは土づくりから~
有機質肥料で病害虫の発生しにくい土壌をつくろう!

皆さんが一生懸命育てた野菜に病害虫が発生したことはありませんか?もしかすると、その原因は土づくりにあるかもしれません。
病害虫が発生する代表的な原因を見てみましょう。

(1)過剰な施肥
施肥のし過ぎは害虫を寄せ付ける原因になります。有機質肥料は微生物によって時間をかけて分解されるため、ゆっくり効きますが、効果が出る前にたくさん与え過ぎてしまい、肥料が多くなりすぎることがあります。一方、化学肥料は吸収されやすく、早く効果が出る性質をもっているため、施肥のし過ぎに注意が必要です。

(2)土の中の微生物の減少
土壌中の微生物の多様性が崩れると、害虫を寄せ付けやすくなるだけでなく、病気や生育不良を引き起こしやすくなります。有機質肥料を投入して微生物の増加を促し、土壌環境を改善しましょう。

(3)化学肥料の多用
化学肥料は微生物のエサにならないため、有機物を必要とする微生物が死滅し、減少します。微生物のいない土壌では、病原菌や害虫が繁殖しやすくなります。病気を防ぐため農薬の使用量も増え、生育を良くするために化学肥料を投入し、土壌はさらに悪化するという悪循環が繰り返されることになります。

病害虫にお困りの方は、多様な微生物の共存する土づくりをすることで、野菜の育つ環境を改善してみてはいかがでしょうか?

~ご存知ですか?化学肥料と有機質肥料の違い~
[化学肥料]
鉱物などの無機物を原料に化学合成した肥料。微生物による分解を必要とせず、直接植物に吸収されるため早く効果が出るが、土壌の改良には効果は無い。
[有機質肥料]
油かす、魚粉、鶏ふんなど植物性や動物性の有機物を利用した肥料のこと。植物に吸収されるためには微生物による分解を必要とするため、ゆっくり効く。土壌の改良に効果がある。

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