10月16日、役場西側駐車場にて、このたび新たに整備した朝日町消防団拠点施設の竣工式が行われ、消防団関係者等約20人が出席しました。
同施設は鉄骨構造平屋建て、延べ面積171・25平方メートルで総工費は約4,238万円。火災や近年頻発する自然災害に対応するための消防資機材等を保管するものです。これまでよりも多くの物品を収納できるほか、災害時の拠点となる役場庁舎に近い場所に保管することで迅速な災害対応が可能となります。
また、これまでバラバラに配備されていた消防団関係車両3台(役場消防部ポンプ自動車、資機材搭載型積載車、指令車)を集約することで、火災等の際に迅速な対応を可能とし、防災力の強化を図ります。他にも施設周辺には消火栓やホース乾燥塔を新たに設置し、各種訓練活動の利便性を向上しています。
竣工式では、神事後に鈴木浩幸町長が「以前整備した前田沢の防災備蓄倉庫と共にこの拠点施設を活用して、町民の方々の生命と財産、安心安全な生活を守っていきたい」とあいさつ。施設には、消防団幹部らの手により当日の内に消防資機材等が運び込まれ、有事の際には迅速に対応できる環境が整えられました。
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