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町長歳時記 (191)

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山形県朝日町

■「生きがい」とは
~「したいこと」や「できること」への挑戦~

11月1日、朝日町まちひとしごと創生総合戦略評価委員会が6名の委員の方々の出席をいただき、開発センターホールで開催されました。2時間余りの会議の終盤に、会長を務めていただいた東北芸術工科大学コミュニティデザイン学科長である檀上祐樹先生から大変興味深い話をいただきました。
それは、人の「生きがい」ということを考えた時、「したいこと」や「できること」を奪わないことが大事だという話でありました。
確かに、相手のためを思い、良かれと思ってやったことが、実は相手の方の「生きがい」を奪ってしまっていた、などということがあるものです。
だいぶ以前、私が町長になってまだ間もない頃、この町長歳時記で紹介させていただいた、当時浜松医科大学に勤めておられた高田明和先生の話を思い出しておりました。それは「私たちの脳は、意欲の方向に働きを変える」という話でした。言語と右半身の運動神経中枢をつかさどっている左脳が脳梗塞になった患者さんが、必死のリハビリの結果、徐々に話もできるようになり、右手も使えるようになったという話でありました。その中で、「右手を動かしたい」「話ができるようになりたい」という患者さんの「やる気」と「強い意志」が最も重要なことであって、その患者さんの思いを成し遂げるための手助けをすることが、お医者さん看護師さんの役目であり仕事であるのだと話しておられました。
大切なことは一人ひとりの「思い」であって、その「思い」を大事にしながら、先走らずじっと見守り支えていくことが最も大事で基本とすべきことなのではないかと考えさせられたところでありました。

朝日町長 鈴木浩幸

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