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令和3年度施政方針

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山口県阿武町

私は、4年前に、チェンジ・チャレンジ「打てば響く、町民の一人ひとりに寄り添う町づくり」をキャッチフレーズに、子どもから高齢者まで、あらゆる世代が、それぞれ精神的にも経済的にも、より暮らしやすく、より安全で安心な環境を整備し、単独町政を堅持する中で、「選ばれる町」をめざすことを公約とし、現在まで、これに基づくさまざまな施策に取り組んで参りました。
女性の社会進出と働く女性の子育ての支援、高齢者の健康な暮らしの支援と生活しやすい環境づくり、若者が定住しやすい環境づくりのためのU・Iターン、子育て世帯、新婚世帯などへの各種奨励金や住宅取得などの補助金、分譲宅地や定住促進住宅の整備なども平行して鋭意進めて参りました。
また、産業面では、企業誘致による雇用の創出を図る中で、ゲストハウスやカフェなどの新たなスタイルの起業が生まれ、高齢化などにより廃業の意向のある業態については、第三者への事業承継にも取り組む一方で、基幹産業である第一次産業の振興については、スマート農業の推進、ほ場整備、農福連携、キウイフルーツや無角和牛のブランド化を進めると同時に、魚の付加価値化と流通改善、また、自伐型林業、そして町内全域に波及が期待される「まちの縁側事業」など、阿武町独自の特色ある各種施策を鋭意展開して参りました。
一方で、単独町政を維持し、地域特性を活かしたまちづくりを行うための基盤となる、財源確保と健全財政の維持に努め、その結果として、県下で最も健全な財政状況を続けているところです。
こうした中、実は、本年1月発行の宝島社の「田舎暮らしの本」2月号に掲載された第9回「住みたい田舎」ベストランキング(全国645の市町村が参加)の町部門にエントリーのあった240町のうち、阿武町は「若者が住みたい田舎部門」で第8位にランクされ、「子育て世帯が住みたい田舎部門」で第34位、そして総合部門で第20位でした。
高い評価に大変驚きましたが、このことは、子育て支援を始めとする各種定住対策を積極的に進めてきたことが客観的に反映されたものであり、これはひとえに、町民のみなさまのご理解とご協力、さらには、職員の真摯かつ精一杯な努力の賜であると、改めて感謝申し上げなければなりません。
今年2月には、「元気!阿武町!まちづくり子ども議会」が開かれ、未来を担う中学生が、阿武町のことを掘り下げて学習し、町の課題などについてまとめ、議場で私をはじめ、町の執行部に対して一般質問を行いました。
こうした経験が、ふるさと学習、ふるさと体験のきっかけとなり、子どもたちが阿武町のまちづくりに関心をもち、今後、色々な形でまちづくりに積極的に参加し、郷土愛に目覚めてくれることを期待するところです。
阿武町は少子高齢化の著しい地域ではありますが、人口動態では社会増減がプラスに転じるなど、明るい兆しも見えてきたところであり、新型コロナを転機に、長年続いてきた「東京一極集中」の流れも大きく変化しつつある中で、新たな価値観とともに、地方に対する視線も少しずつ変わって参りました。
いまこそ阿武町に暮らす私たち一人ひとりが、他人ごとではなく、自分ごととして、自らの町を磨き上げ、これを力として、これまで種をまいて伸び始めてきた芽を、健全な大きな幹に育て、地方創生を成し遂げなければなりません。
今後とも、町民のみなさまに、「阿武町に住んで良かった」と心から思っていただけるよう各種施策を鋭意展開して参る所存です。
阿武町長 花田憲彦

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