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議会だよりNo.80(2)

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山口県阿武町

▽中野祥太郎(なかのしょうたろう)議員
Q.高齢者の交通対策は
A.乗り合いタクシーの運行を10月から福賀地区で予定。他地区の運行はその後検討
問:
阿武町での高齢者の交通手段は、JRや防長バスの定期便を除けば、コミュニティワゴンとなるが、近年この利用が激減している。
萩市では、自宅から目的地まで運んでくれる乗り合いタクシーの運行を開始している。
阿武町でも福賀地区で今年10月から、乗り合いタクシーの運行を試験的に実施されると聞いたが、奈古地区、宇田郷地区においても、早急に運行を開始できないか。
町長:
町のコミュニティワゴンは運行から9年が人口の減少などにより、利用者も年々減っており、乗り合いタクシーなどの、いわゆる「デマンド交通※」のニーズが高まっている。
福賀地区においては、「福賀昭和会」を中心に「福賀の暮らしを考える会」が組織されている。
その会により高齢者の交通手段確保に取り組むため、交通体系の勉強会や視察が行われ、今年の10月からデマンド方式で、交通の乗り合いタクシーの試験運行が計画されている。
運行は、町が主体で、車両一台のリース代や自動車保険料は町が負担し、運転手の賃金に燃料代を加えた経費から運賃収入を差し引いたものを、「運行委託料」として町が負担することになると思われる。
運行日・時間、ルート、料金などの詳細については、「福賀の暮らしを考える会」と詰めている最中である。
町としては、試験運行後、ノウハウの蓄積と利用改善を図り、ある程度見込みが立った段階で、宇田郷地区での運行を検討している。
一方で、奈古地区は人口規模が福賀地区や宇田郷地区の4倍あり、高齢化率は低く、若干都市部的なところもある。
実際に運行するにしても、現行のコミュニティワゴンや福賀地区で想定しているデマンド交通のように車両1台のみでの運用は難しく、人員確保を含めたコストや、近鉄タクシーとの関係などの要因もあって、ただちに福賀地区と同様の展開を図ることは難しく、少し時間が必要である。
※デマンド交通…タクシーのように、予約に応じて指定された時間・場所の送迎を行う交通サービスのこと。

Q.「婚活」の対応は
A.「やまぐち結婚応縁センター」を町民に周知し利用促進を図りたい
問:
近年、阿武町では、結婚数が減少し、出生数も減少している。
結婚願望があっても出会いの場が少なく、縁談や結婚相手を紹介する人も少ない。
一方、やまぐち結婚応縁センターは1184名の登録会員数を擁し、累計結婚報告件数も105件の実績を上げている。
残念ながら、阿武町ではやまぐち結婚応縁センターの存在があまり知られていない。
阿武町民に、結婚ツールとして同センターの利用促進を強化してはいかがであろうか。
また、同センターでは、事業所単位での縁結びの取り組みを積極的に行う「やまぐち結婚応縁企業」の募集も行っている。
従業員が多い企業や団体を対象に「応縁企業」の募集を促してみてはどうか。
町長:
少子化に大きく影響を及ぼす要因の1つは、確かに結婚数にあると思う。
阿武町では「若者お気楽交流事業」として阿武町に居住または就労している若者たちが、スポーツやイベント活動を通じて交流を行う「サニーあぶ」というグループがある。
補助金支援を行っているが、新型コロナの影響で交流活動がままならない状況となっている。
そのような中「やまぐち結婚応縁センター」の活用は、出会いのための選択肢のひとつとして大変有効であると思う。
残念ながら、本町では、この「やまぐち結婚応縁センター」活用についての認識が薄かったことは否めない事実である。
今後は、しっかりと活用するとともに、広報紙やWebサイトなど通じて、町民への周知と利用促進を図っていきたい。
また、企業、団体を対象に「応縁企業」を募るよう周知したい。

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