10月21日、工事が進む木与防災事業の「木与第1トンネル」で、施工業者である「戸田建設(株)」と、工事現場で使用される、電源や水道などを必要としないバイオ循環によるソーラー式水洗トイレなどを販売する「(株)ダイワテック」が、阿武町との間で協定を結ぶ調印式を開きました。
この協定は、トンネル工事が完了するまでの約3年間に災害が発生した場合、大型の重機やポンプ、発電機、土嚢などの資機材の提供や、作業員の派遣などにより、災害復旧のために町を支援することを約束するものです。
山陰道「木与防災」の早期着工のきっかけとなった平成25年7月の豪雨土砂災害の際、道路が寸断されて集落が孤立してしまったという背景もあることから、花田憲彦(はなだのりひこ)町長は、「今回の協定は、仮に同じような災害が発生した際に、大きな力になると考えられ、たいへん心強く思います」と感謝を述べています。
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