教育Newsでは、伊方町教育委員会の取組や情報、各学校の紹介や教育関係行事等をお知らせします。
■伊方小学校で道徳教育の研究発表会を行いました!
11月2日に伊方小学校で、「特色ある道徳教育推進事業推進校研究発表会」が行われ、県内から130人ほどの先生方が来校し、熱心に協議を行いました。昨年度より伊方小学校では、「対話を通して、自分事として考えるとともに、多面的・多角的に考える道徳教育」について実践を重ねてきました。
私たちは、これまでの生活体験によって、様々な道徳的価値観を培っています。自分が大切に思うことが、必ずしも他人と一致しているとは限りません。ですから、互いの価値観を認め合いながらよりよい社会を作っていくために「道徳」が必要です。「私の考えとは違うけれど、確かにそういう考え方もあるね。だったら、お互いが納得できる方法を見つけよう」ということです。
公開した授業でも、様々な価値観や考え方に気付かせるために、役割演技を取り入れたり、主人公以外の気持ちを想像させたり、思考ツール(考えを整理し、見える形に表現するイラスト)を使ったりしました。
本校の研究について、先生方から貴重なご意見をいただきました。もちろん、真剣に授業に臨む子どもたちの姿を誉めていただきました。研究に終わりはありません。道徳の授業の充実を目指して、今後も研究を進めていきたいと思います。
伊方小学校 教頭 宇都宮彰一
■伊方土曜チャレンジスクール
伊方町教育委員会では、本年度から「伊方土曜チャレンジスクール」を始めました。土曜日等に、希望する児童生徒を対象に様々な体験的な活動や発展的な学習を行っています。この活動を通して、子どもたちの健やかな成長を支援し、安全・安心な居場所づくりになることをねらいとしております。併せて、地域の方々や豊かな自然から学ぶことで、子どもたちの郷土愛を育て、連携が深まればと考えております。
7・8月に第1部、木工教室「木を使って作ろう」を小学生対象に実施しました。「火起こし器」を作って火を起こしたり、「小さな椅子」作りを行ったりしました。木工に親しむ良い機会になりました。
9月には、小学生を対象に第2部、陸上教室を行いました。「短距離走」の基礎やウォーミングアップ等を練習し、早く走るコツを学びました。
9・10月には、小学生を対象に第3部、絵画教室「うさぎをかこう‼」を開催し、水彩画や水墨画で、来年の干支「うさぎ」を楽しく描きました。
11・12月には、中学生対象の第4部、「プログラミング教室」を行い、簡単なゲームやミニカーを動かすプログラミングに挑戦します。
このように、土曜日に伊方の子どもたちが、様々な体験や学びにチャレンジできる環境を用意しています。地域の皆様の、応援やご協力をお願いいたします。
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