今年6月に、早稲田大学人間科学学術院(注1)との間で「持続可能な地域づくり」を目的に連携協定を取り交わしました。
このたび、同大学の佐藤将之教授が3日間にわたって町を訪れ、地域の担い手として活躍する人たちとの交流や意見交換を通して、地域の人・モノ・場所の強みを調査しました。
佐藤教授の専門は、行動研究による「まちの居場所づくり」です。最近出版された「まちづくり仕組み図鑑」(注2)の中で、「地域づくりの成功の鍵は、地域で活躍する人々との幸運な出会いを生み出し、楽しむことである」と述べています。
今回の滞在で佐藤教授は、「上郡町には、自分たちが気づいていない多くの財産と可能性がある」と話されていました。この助言をを生かして、新たな地域活性化政策に精力的に取り組み、町を大きく発展させていきたいと考えています。
上郡町長 梅田修作
(注1)人間科学部、人間科学研究科(大学院)、人間総合センターで構成される組織で、100名以上の研究者が在籍。所沢キャンパス(埼玉県)を拠点に、人間環境、健康福祉、情報科学など幅広い分野で教育・研究に取り組んでいる。
(注2)星野リゾート・ディレクター馬場氏らとの共著で、日経BPより出版。
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