文字サイズ
自治体の皆さまへ

しまなみ農業だより

12/29

愛媛県上島町

■シイタケの原木栽培
シイタケは、クヌギ(どんぐり)などの枯木に生えるキノコの一種で、人工的に植菌を行い家庭でも栽培ができるキノコです。春に菌を植え付けるため12月ころから原木の準備が必要となります。今回はシイタケの原木栽培について解説します。

(1)原木の伐採と植菌までの管理
シイタケの原木への植菌は早春(3月ごろ)に行いますが、原木の準備は12月から始めます。キノコにとって重要な栄養源となる原木は、立ち木で最も養分を含む紅葉半ばから落葉直前に伐採を行います。シイタケの原木に適する種類はドングリの成るクヌギやカシ類です。伐採した木は切り株に木口を乗せて、できるだけ地面との接触を避けて一ヶ月程度、枝干しを行います(図1)。その後、1m程度に玉切りにした原木を地面に接触しないように枕木を置いて高さ1m以内にマキ積みにします。直射日光を当てないように覆いなどをしてゆっくり乾燥させてください(写真1)。

(2)植菌の方法
種駒(シイタケ菌)はJAなどで購入し準備しておきます。植菌は、雑菌の繁殖が少ないサクラの開花までに行いましょう。種駒による植菌個数は、原木の切口直径の4倍を目安に約5cm間隔の千鳥にドリルで穴をあけ、打ち込みます。シイタケ菌糸は縦方向に伸びやすいので列数が多くなるように植菌します(図2)。

(3)植菌後の管理
植菌後は雑菌よりも早くシイタケ菌を広がらせることを重点に、植菌後の原木は地面に触れないように1m以内の高さにマキ積みとします。ダンボールなど厚手の紙類を湿らせ、カンレイシャ、その上にブルーシートなどで覆いをして梅雨明けまで保温と湿度を保ちます。25度以上になる時期からはビニールシートからヨシズなどに代えて日除けを行い、乾燥するようなら散水を行います。
梅雨明け後は、原木を日陰に合掌伏せに組みなおし、9月ころまで1週間に2回の散水を行い散水と乾燥を繰り返し菌の繁殖を促します。1年目の本伏せ(写真2)は散水ができる近場が良く、2年目以降は林地などへ移動しますが、イノシシが侵入しないように柵等で対策を行いましょう。秋の気温が20~15度のころから週に2回程度の散水を行うと春の発生が多くなるようです。

※図と写真の詳細は本紙10ページをご覧ください。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒104-0061 東京都中央区銀座3-4-1 大倉別館ビル5階

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU