上島町では、町に住み続けていただく「定住促進」のため、町を好きになり住んでみたい方への「移住促進」のために、空き家・空き地バンク制度を実施しています。
現在、上島町に住み続けたい、住んでみたいといった方から、空き家紹介のご希望を多くいただいていますが、登録物件が少なく、ご希望にお応えできない状況です。空き家・空き地バンクへの登録をぜひ、ご検討ください。
■空き家・空き地バンクミニコラム(9)
◇「住まいの終活」について
今回は、「住まいの終活」という言葉をご紹介します。
「終活」とは一般に「人生の終わりを迎えるための準備活動」を意味しますが、特に自分が亡くなった後の持ち家をどうするのかを考え、必要な準備を行っていくことを「住まいの終活」、あるいは「家の終活」と言います。
不動産を希望の条件で売却できるとは限りません。また、相続時の分割が難しく、相続人たちが揉める原因となることがあります。所有者が「終活」をせず亡くなっていることが、空き家増加の原因となっているという指摘もあります。
「住まいの終活」では、具体的に何をすべきでしょうか。まず、保有する土地と建物の目録(リスト)を作成し、契約関係書類が揃っているか確認します。次に、固定資産税納税通知書に記載された不動産について、法務局で登記事項証明書を取得して「登記上の所有者」を確認し、相続登記が済んでいないようであれば行います。
家財を整理しておくと、残される家族の負担を軽減しておくことになるでしょう。故人の物の処分は遺族にとって、大変なことだからです。そして不動産の今後について、法的に有効な遺言状を用意しておけば、想いを伝えることができるでしょう。これを機に、自宅や家族の「住まいの終活」について考えてみませんか。
問合せ:空き家・移住定住ワンストップ窓口
弓削総合支所2階
相談専用ダイヤル【電話】0897-77-2501
<この記事についてアンケートにご協力ください。>