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自治体の皆さまへ

健康だより

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愛媛県上島町

■毎日しっかり眠れていますか?
一日の3分の1近くを占める睡眠は、体と心の疲れを回復し、健康を保つ上で最も大切なものです。睡眠不足になると、判断力の低下や気分を不安定にするなど、日常生活に悪い影響を及ぼしてしまいます。また、高血圧や糖尿病などの生活習慣病の危険性が増し、心臓病や脳卒中による死亡リスクが高くなるという研究データもあります。
「寝つきがよい」「朝までぐっすり眠れる」「すっきり起きられる」この3つに当てはまらない場合は、もしかしたら睡眠の質が悪くなっているかもしれません。

◇年齢と睡眠時間の関係
睡眠不足の主な原因は加齢といわれるくらい、高齢になるほど早寝早起きになる傾向があります。また、年齢によって睡眠パターンも大きく異なるので、就寝時刻や起床時刻を自分にあったものに見直すことが大切です。長時間眠ろうとして必要以上に寝床で過ごすと、かえって眠りが浅くなり、結果として熟睡感が得られなくなってしまいます。目安として、日中に眠くならない程度の睡眠時間を確保しましょう。

◇質の良い睡眠のために今日からできる5つのこと
(1)適度な運動を心がける
ウォーキングやストレッチなど、自分の体力にあった運動を行いましょう。継続的に運動すると、寝付きやすくなったり途中で目が覚めにくくなったりします。体の負担が少ない有酸素運動が効果的です。疲れすぎない程度の運動を心がけましょう。

(2)就寝3時間前には夕食を済ませる
食べ物を胃で消化するには3時間かかるといわれています。寝る直前に食べると、寝るまでに胃での消化が終わらず、脳や体をしっかり休めることができません。そのため、食事時間が遅い場合は、お粥やうどんなどの消化のよいものを食べるようにしましょう。また、夕食には体の修復に役立つたんぱく質(肉・魚・卵・乳製品など)を適度に摂るようにしましょう。

(3)ぬるめの入浴でリラックス
熱いお湯は、眠気を覚ますだけでなく、心臓に負担をかけます。お湯の温度は38度~40度くらいにして、体と心をリラックスさせましょう。体を温める作用がある炭酸入浴剤を使うのも効果的です。また、就寝の2~3時間前に入浴すると、寝付きがよくなります。

(4)温かい飲み物で眠気を促す
体を温めて眠気を促すために、白湯やホットミルクなどを飲むのも効果的です。眠るために飲酒をする人もいますが、アルコールがかえって眠りを浅くしてしまいます。寝酒は控えましょう。また、カフェインが入った飲み物は就寝3~4時間以降は飲まないようにすると、スムーズに入眠することができます。

(5)心地よい空間づくり
季節によって、快適と感じる温度や湿度は変わります。エアコンや寝具を調整して、心地よいと感じる環境を作りましょう。また、寝室を不安にならない程度に暗くすることで、朝の光との差が大きくなり、すっきり目覚めやすくなります。

適切な睡眠で、体も心も健康に保ちましょう!

■令和3年度高齢者肺炎球菌予防接種について
令和3年度の高齢者肺炎球菌感染症のワクチン予防接種期間は、令和4年3月末までとなっています。下記対象者のうち、接種を希望される方は期間内に接種するようお願いいたします。

※このワクチンを過去に1回でも接種された方は、定期予防接種の対象にはなりません。

問合せ:生名総合支所健康推進課
【電話】74-0911

問合せ:
・生名支所健康推進課【電話】74‒0911
・岩城保健センター【電話】74-0755
・魚島保健福祉センター【電話】74-1120

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