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自治体の皆さまへ

子どもたちの未来のために私たちがいまできることを(2)

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岩手県久慈市

■教育環境の充実に向けて
現在、コンピューターや情報通信ネットワークなど、生活のいろいろな場面で情報化が進み、情報通信技術を基盤とした先端技術の効果的な活用が求められています。
子どもたちがこれからの社会に対応するために、必要な環境を整え、学び考える力の育成、キャリア教育や職場体験支援などを実施し、地元に対する豊かな心の育成推進を図っています。
▽GIGAスクール構想の実現
市は、文部科学省の掲げるGIGAスクール構想の実現に向けて、令和3年3月に児童生徒1人1台用タブレット端末(合計2612台)と充電保管庫を学校に配備。同時に全小中学校で、高速大容量通信に対応したLANケーブルへの更新を行いました。
今年度には、学習系ネットワークの円滑化を目的として、インターネット回線を増強し、子どもたちが快適にICT機器を学習に活用できるよう、学校の環境整備に取り組んでいます。
また、ICT支援員を配置して、教職員への校内研修を行うなど授業をサポートすることで、タブレット端末の活用がさらに進んでいます。
今後は、整備したICT機器のほか、学習支援ソフトやデジタル教科書も併せて効果的に活用し、児童生徒の情報モラル教育も含めた情報教育について、より一層取り組みを推進していきます。
♢GIGAスクール構想とは
児童生徒1人1台端末と学校における高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備。多様な子どもたちを誰一人取り残すことなく一人一人の理解状況や能力・適正に合わせて個別に最適化され、その資質・能力が一層確実に育成できる教育ICT環境の実現を目的として、令和元年12月に文部科学省が発表しました。
▽キャリア教育
市では、中学校段階での職業観や勤労観の醸成を目的に、令和元年度からキャリア教育事業を実施しています。
市内の中学校や教育委員会と連携を取り、地域の企業と協力しながら取り組みを進めています。
キャリア教育事業は、職業講演会キャリアオーケストラと社会体験WEEKを事業の柱として実施しています。
キャリアオーケストラは、社会体験WEEKの事前学習として、地域の企業からの講演を聞き、働くことや社会とのかかわりを考えるものです。生徒は複数の参加企業の中から興味のある企業を選び仕事の内容や思い、大切にしていることなどの話を聞き、質問しながら対話をすることで理解を深めていきます。
社会体験WEEKは生徒がキャリアオーケストラで興味を持った企業を実際に訪問し、3日間にわたり仕事を体験するものです。
生徒自身が働くことを経験し、社会の中に身を置くことでより具体的に将来の働く自分を考えるきっかけとしています。
子どもたちが地域の産業や職業を理解し、将来の自分を考えることや、久慈市を自分が働く場所の候補のひとつとして考えることができるよう、今後も地域ぐるみでの取り組みを進めていきます。

■協働のまちづくり指針
市総合計画では、これからの市の基本構想を「市民の暮らしを地域が見守り育み、行政が支える。誰もが住み慣れた地域で安心して暮らしを営み、先人たちが築き育んできた歴史文化に誇りを持ち、次代を担う子どもたちに誇れるまちづくりを、市民と一体となって進めていく」としています。
この基本構想を推進していくためには、市民一人一人が、将来を見据えながら市民協働の取り組み意識を持ち、共有することが必要です。
重点戦略の「いつまでも住み続けたいまちづくり」を進めるためには、いろいろな取り組みを行政が実施していかなければなりません。人口減少などで行政でできることにも限界があり、地域も担い手不足などで、地域活動に限界が出始め、これまでできていた活動が機能しにくくなってきます。
これまでと何も変わらずそれぞれの活動だけでは限界があります。
これからは、地域の住民同士、地域と行政、さらには地域にとらわれない企業、団体など、たくさんの人や団体が協力していく協働の取り組みが必要となってきました。
そこで、令和3年度から市民と市役所職員が協力して「久慈市協働のまちづくり指針」を作成するため「協働のまちづくり指針策定委員会」を立ち上げ、策定作業を進めています。今後、パブリックコメントや地域団体などと意見交換を実施し完成を目指しています。指針には、そもそも「協働とは」や、「協働」の考え方、方向性などについて盛り込まれます。この指針をもとに、行政と地域などと共通理解を深め、これからの久慈市について考え行動していくことができるよう取り組んでいきます。
▽地域ビジョン策定
地域の将来を、地域の皆さんと考える取り組みも行っています。
現在、山形地区では、ふるさと未来づくり事業の一環で、まちづくり委員会のメンバーを中心に「(仮称)山形ビジョン」の策定に取り組んでいます。
これは、地域の現状を再認識し、10年、20年先の山形地区がどのような状態でありたいか考え、将来像をまとめる取り組みです。
策定後は、できることから一つずつ取り組みを具体化させて、地域の皆さんが思い描く将来像に向けて共に取り組んでいきます。
山形地区以外でも「地域計画」や「未来づくり計画」などの名称で、各地域協議会らと地域の将来像に向けた計画づくりを進めています。

これ以上このまちが疲弊することなく、将来のために、今、私たちができることを地域の皆さんとともに。
今回は、市各種事業の中から一部を紹介しました。
今後も適正な時期に広報などでお知らせします。

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