文字サイズ
自治体の皆さまへ

企業×行政が創るミライ――『地域活性化起業人』委嘱状交付

2/33

福島県国見町

■〝知(ち)カラ〟をあわせて
町は、「(仮称)くにみ学園構想」の策定のため、総務省の「地域活性化起業人制度」を活用。基本構想策定などに携わる、県外企業の社員4人に対し、7月15日に委嘱状を交付しました。
委嘱状交付式では、引地町長が「子どもたちに残せるものは教育。国見町は、子どもたちの教育の権利を保証したい。行政と民間の力を合わせて、面白い事業を展開していきましょう」と述べました。
地域活性化起業人に委嘱された4人は、町職員と意見交換を行いながら、「(仮称)くにみ学園構想」の策定に関わるほか、町が取り組む官民連携事業などの各種プロジェクトに参加します。

■「地域活性化起業人制度」とは
市町村が、首都圏などの三大都市圏に所在する民間企業等の社員を一定期間受け入れ、そのノウハウや知見を生かし、地域独自の魅力や価値の向上などにつながる業務に従事してもらうことで、地方圏へ人の流れの創出を図ります。そのような取り組みに対し、総務省が必要な支援を行う制度。
地方自治体にとっては企業のノウハウなどを活用し、地域課題の解決を進めることができ、企業にとっては社会貢献に加え、人材育成やキャリアアップを実現することができるなど、双方に利点があります。

■「(仮称)くにみ学園構想」とは
国見小学校が開校して10年が経過し、今も人口減少が進んでいます。児童生徒数の減少は教員数の確保が難しくなると予想され、子どもたちの充実した学びの場の確保が重要な課題になっています。また、進級時の環境変化になじめず、集団行動がとれなくなる「小1プロブレム」や不登校となってしまう「中1ギャップ」といった問題も生じています。さらには、地震被害や老朽化による各施設の大規模改修や新しい時代の学びに対応した学校施設が求められています。
これらの課題解決のため、0歳から15歳までの連続した学びの場として、保育所と幼稚園の両方の良さを併せ持つ「認定こども園」と、小学校と中学校を併せた「小中一貫校(義務教育学校)」を一体的に整備する「(仮称)くにみ学園構想」を策定します。
子どもたちが地域に誇りを持ち、お互いに切磋琢磨しながら学び育つ、地域とともにある学校の具現化を図ります。

■地域活性化起業人の4人を紹介
国見町が地域活性化起業人として委嘱した4人に、今後の意気込みと「(仮称)くにみ学園構想」策定の中で担当する業務について聞きました。

▼吉田直樹(なおき)さん
デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー合同会社
地域産業振興支援室に所属。

▽みなさんへ
官民共創という新たな形で作り上げるくにみ学園の整備を通じて、国見町を、そして世界を変える可能性を秘めた子どもたちが、国見町で、都会以上に学べる環境を作り上げていきたいと思っています。国見町の皆さま、企業の皆さまと一緒に、これから精一杯取り組んでまいりますので、どうぞよろしくお願いします。

▼高野睦(むつみ)さん
デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー合同会社
地域産業振興支援室に所属。

▽みなさんへ
子どもたちを取り巻く環境が多様化する現代では、実態として地域と共に育つことは難しくなっているように感じます。幼少期からいろいろな人に相対し、豊かな経験に支えられて育つ環境は、国見で育つ方々の生涯の財産になると思います。そんな学びの場づくりに向けて尽力いたしますので、皆さまよろしくお願いします。

▽担当すること
私たちは地域活性化を目指し、企業個社への支援とともに経済活動の基盤となるまちづくりの支援を行っています。地域が直面する課題に対し、解決策を共に考え、実行まで伴走するコンサルティング業務を行っています。
多くの中央省庁や地方自治体の支援実績をもとに、「(仮称)くにみ学園」開園までに必要な業務の整理やスケジュール管理を担当します。

▼柴田遼太(りょうた)さん
株式会社内田洋行
経営企画部に所属。

▽みなさんへ
これまで70年以上もの間、学校教育に関わり続けてきた私たちの会社が、積み重ねてきた知見・ノウハウをしっかりと生かして、国見町の子どもたちの教育環境整備のために全力を尽くします!よろしくお願いします。

▽担当すること
私たちは、「学ぶ場」に必要とされる製品・サービスや空間設計を提供しています。例えば、教室の机や椅子といった教育設備や教材教具から、1人1台PCやデジタル教材などのICT環境の導入まで、幅広い商品・革新的な解決策によって全国の教育・学校の支援を行っています。
その実績を生かし、全国のあらゆる情報・事例を収集し、国見町へ提供します。

▼柳澤武明(たけあき)さん
株式会社船場
エシカルデザイン本部redivisionのゼネラルマネージャー。

▽みなさんへ
大空の下、とても美しい稜線を有する国見町の豊かな自然に包まれて成長する子どもたちが生き生きと学びながら、明るい未来を描くことができる学校づくりに携わることができることに、とてもやりがいを感じています。皆さまと一緒に「町の元気の源」となる教育環境を創造していきたいと思います。

▽担当すること
私たちは、大型商業施設や専門店の商空間から、オフィス、教育、ヘルスケア、ホテル、余暇施設などの幅広い分野において、調査・企画・デザイン・設計、制作・施工、空間演出や施設運営サポートなどを実施。大学や高校、子ども園といった教育施設の空間創りの実績も数多く持っています。
「(仮称)くにみ学園」の整備計画実現のための、施設デザインアドバイザリーを担当します。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒104-0061 東京都中央区銀座3-4-1 大倉別館ビル5階

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU