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保健のページ(1)

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岡山県倉敷市

■ヒートショックを防ぎましょう
ヒートショックとは、暖かい部屋から寒い部屋への移動など、温度の急激な変化が体に与える健康被害のことです。ヒートショックにより、血圧が大きく変動することで心臓に負担がかかり、心筋梗塞や脳梗塞などが起きる危険性が高まります。また、ヒートショックの影響でふらついたり、失神したりすることで、浴槽で倒れて溺れるなど入浴中の事故を引き起こすこともあります。

◆ヒートショックの危険性が高い人
・高齢者。日頃元気であっても、血圧が変化しやすく、体温を維持する生理機能も低下しているため、特に注意が必要です。
・高血圧・糖尿病・肥満体質の人

◆ヒートショックを予防するために、次のような対策を取りましょう!
◇入浴時の注意ポイント
・入浴前に脱衣所や浴室を暖める
・湯温は41°C以下、湯船に入る時間は10分以内を目安にする
・浴槽から急に立ち上がらないようにする
・食事直後や飲酒時の入浴を避ける
・入浴する前に同居者に一声掛けて、意識してもらう

◇家全体の注意ポイント
・室内を暖かくしたり、断熱効果を高めたりする
・家の中でも寒くなりやすいトイレや廊下・玄関などを暖める

◆日本気象協会ホームページ「ヒートショック予報」
気象予報情報に基づき、家の中でのヒートショックの危険性の目安を知ることができます。

問合せ:市保健所保健課総務係
【電話】434-9800

■ノロウイルスによる感染性胃腸炎に注意!
ノロウイルスは冬場を中心に流行します。感染力が非常に強いため、家庭内での感染や集団感染に注意が必要です。食品からだけでなく、人からも感染します。体内にウイルスが入ってから24~48時間で吐き気や嘔吐(おうと)、下痢、腹痛が発生し、軽い発熱を伴うこともあります。感染を防ぐために「手洗い」「加熱」「消毒」をしっかり行いましょう。

◇対策のポイント
(1)手洗い
ノロウイルスには、アルコール性手指消毒剤の効果は期待できません。調理前やトイレの後、便・尿の処理の後は、せっけんを使って20秒以上洗いましょう。

(2)食品の加熱など
85°C以上で90秒以上、食材の中心部までよく加熱しましょう。二枚貝などを生食する場合には、生食用のものか確認しましょう。乳幼児や高齢者は、二枚貝など感染の恐れのある食品の生食は控えましょう。

(3)調理器具の消毒
85°C以上の熱湯で1分以上煮沸するか、家庭用塩素系漂白剤で消毒しましょう。

(4)早めに受診
乳幼児や高齢者は重症化しやすいため、早めに医療機関を受診しましょう。

◇便や嘔吐物を処理するときの注意点
感染した便や嘔吐物には大量のウイルスが含まれています。使い捨て手袋・マスクを着用し、ペーパータオルなどで外側から内側に向けて拭き取り、ビニール袋などに入れ、密封して捨ててください。汚れた床や衣類などは、次亜塩素酸ナトリウム液(濃度0・05パーセントに薄めたもの)で消毒し、処理後は十分に手を洗いましょう。次亜塩素酸ナトリウムを含む家庭用塩素系漂白剤でも代用できます。使用の際は、製品のパッケージなどに記載してある「使用量の目安」や「使用上の注意」などを確認してください。

問合せ:市保健所保健課感染症係
【電話】434-9810

■受診できるのは今年度はあと2カ月!市のけんしん(生活習慣病予防健診・がん検診など)の予約は早めに!
令和4年度の市が実施するけんしんは、1月末まで(乳がん・子宮頸(けい)がん検診は3月末まで)です。個人で受けると約1万円かかる生活習慣病予防健診がワンコイン500円で受診できます。受診の際は、「けんしん受診券」を必ず持参してください。届いていない人は、問い合わせ先へ連絡してください。詳しくは、「倉敷けんしんガイド」か市ホームページで確認を。

◇けんしん料金の減額
非課税世帯の人、新たに生活保護を受給した世帯の人は、事前に申請することで減額されます。

◇歯周病検診
対象:市内在住で、令和4年度に40・50・60・70歳になる人。対象者には、けんしん受診券を送付
期間:令和5年1月末まで
料金:
・40・50・60歳…800円
・70歳…300円

問合せ:
市保健所健康づくり課健康増進センター【電話】434-9866
倉敷【電話】434-9822・児島【電話】473-4371・玉島【電話】522-8113・水島【電話】446-1115・真備【電話】698-5111の各保健推進室
市ホームページ番号:94167

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