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自治体の皆さまへ

〔特集)見つめ直そう、路線バス(1)

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北海道滝川市

「バスが町中を走っている」という、一見当たり前のように思える光景
皆さんは、現在路線バスがどのような状況にあるか知っていますか

■路線バスについて考えたことはありますか?
▼取り巻く環境
バスなどの公共交通は、地域に住む方々の生活になくてはならないものです。しかし、近年は人口減少や都心部への人口流出、モータリゼーション(自動車化)の発展などにより、公共交通の維持や運営は大変厳しい状況にあります。
これは全国各地で問題となっており滝川市も例外ではありません。
〇もしもバスが無くなったら…
・社会人Aさん
「今は自家用車で移動できているけど、将来運転免許証を返納したときにはバスがないと不安だなぁ…。」
・高校生Bさん
「部活動で帰りが遅くなることが多いので、減便されると今以上に帰りが遅くなってしまいそうで少し心配…。」

▼減る利用者
過去15年間の滝川市内線の利用者数を見てみると、令和元年度までは横ばいに近い減少傾向が続いていましたが、前年度は、コロナ禍の自粛生活などが影響し、著しく減少しました。リモートワークやオンラインショッピングなどの生活様式が浸透しつつあるため、コロナ禍が収束したとしても以前の利用状況まで回復しない可能性があります。
〇滝川市内線の輸送人員推移(年度)
出典:北海道中央バス株式会社

▼地域で支える
バスの経営は、運営主体だけでは成り立たず、実際に乗車する「利用者」をはじめ、地域全体で支えていかなくてはなりません。利用者の減少は事業者の経営状況の悪化につながり、これが続くと便数の減便や路線の廃止などが余儀なくされます。その結果、利便性が低下し、さらに利用者が減少するといった悪循環を生んでしまいます。
〇負のスパイラル
・経営困難
・サービスの低下(便数の減少・路線の廃止)
・利用者の減少

■バスを必要としている人がいます
▼今は「他人事」でもいつかは「自分事」
自家用車を使っている方の中には、「バスが無くなっても、別に生活で困ることはない」「自分には関係のない話だ」と考えている方も多いのではないでしょうか。確かに、バス以外に交通手段を持っている方にとって、バスの減便や路線の廃止といった話題はどこか「他人事」のように思えてしまうかもしれません。
しかし、今はバスを利用していないという方も、自身が学生の頃はどうだったか、老後になったらどうなるかを考えたことはありますか?
学生や高齢者などをはじめ、いつの時代にも、バスを必要としている人は必ず存在します。今はバスを利用していないという方も、いつかは必要になるときが来るかもしれません。バスの存続については、一人ひとりが「他人事」ではなく「自分事」という当事者意識を持つことが大切です。

▼学生
家から遠くの学校に通っている学生にとって、バスは貴重な移動手段です。部活動などの都合で早朝や夜遅くに利用することも多いため、減便などが続くと困る学生がでてきてしまいます。

▼高齢者
運転免許証を返納する方や、そもそも自家用車を持たない方が多い高齢者にとって、バスは生活に欠かせないものです。今後もさらなる高齢化に伴い、バスの需要は高まることが予測されます。

▼買い物・通院通勤など
日常的な買い物や通院、通勤などで、バス以外に移動手段を持たない方もいます。バスを守るということは、このような方々の「生活の足」を守ることにもつながります。

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