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鳥羽シアワセ研究所 vol.2

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三重県鳥羽市

人口が大きく減少する二〇四〇年に向けて、より強化していくべきまちづくりの方向性として、今回は『地域共生社会』の柱の一つ「豊かに暮らせる=たくさん稼げるまち」について考えてみます。
わかりやすく地域が活性化する姿とは、地域の“経済”が活性化すること。福祉・医療・教育など市民生活を豊かにする活動を支えるのは経済的な安心感があってこそだと思います。
市の主要な産業である観光業と漁業の視点から見てみましょう。
観光業ではコロナ禍前の令和元年の鳥羽市観光入込客数は約420万人。令和元年の鳥羽市人口が約1万8500人ですから、市民一人あたり227人の観光客を受け入れていました。日本を代表するおもてなしのまち、京都市の同年の観光入込客数は5352万人。受け入れる京都市民が147万人ですから市民一人あたり36人をもてなした計算となります。おわかりでしょうか。なんと鳥羽市はあの京都市の6倍以上の「おもてなし受け入れ力」があるのです。繁忙期を迎える夏は、観光業に従事する市民のご負担は大きくなりますが、「鳥羽市は京都市よりおもてなし上手」と言えるパワーを秘めています。
もちろん少子高齢化が進めば、日本全体の人口減、観光客減、鳥羽市民減も予想されますが、観光客受け入れに対応するパワーが既に鳥羽にはあるので、もっと効率的に、もっと稼げるまちになる可能性を秘めています。
漁業では私が言うまでもなく「鳥羽の海は、広大な森林を背後に持つ木曽三川などのミネラル豊富な伊勢湾の海水と、熊野灘を北上する黒潮の潮流がぶつかり合う好漁場であり、豊かな水産資源に恵まれた世界に誇れる海」です。人口減少に伴う後継者不足や海洋環境の変化への対応など、これから解決すべき課題は多々ありますが、「眼前に広がる海は、ほかでは得がたい恵まれた海」であることには変わりません。他市にはないポテンシャルを持つ鳥羽市ならば、きっと豊かに暮らせる=たくさん稼げるまちは実現するはずです。
恵まれたまちの力をこれからどう伸ばしていくか、知恵の絞りどころだと思います。

新鮮なエビはなによりのご馳走。「伊勢エビに負けてないよ」は嘘ではなかった!
(※詳しくは本紙をご覧ください。)

問合せ:企画経営室
【電話】25-1101
(地域活性化起業人 難波潤史)

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