■心を育む郷土(ふるさと)への想い
10月15日(土)、3年ぶりに開催された望郷みかわ会の総会・懇親会に招かれ、参加しました。会員約40人のほかに、友好団体の代表者も参加され、久しぶりの再会に、会場は温かい雰囲気に包まれました。
懇親会では、ANA庄内ブルーアンバサダーで、菜の花むすめの九鬼江実さんが、今年リニューアルした日本酒「IGO(イゴウ)」と、自身が監修に携わった「穂のかおり純米大吟醸」を紹介しました。参加者は、「女性に好まれる日本酒に」という想いと、その仕上がりを堪能した様子でした。ほかにも、庄内の物産品販売コーナーが会場に設けられ、昔馴染みの品々に、参加者は故郷に想いをはせていました。
10月から11月にかけて、町では秋まつりを開催しています。一般展示では、三川中学校の生徒による「三川の四季」をテーマにした粘土細工の作品のほかにも、三川で感じた想いが込められた、たくさんの作品が展示され、来場者は作品に心を寄せているようでした。
「芸能は心の栄養」といわれるように、芸術文化にふれると気分転換がはかられ、元気づけられて心が豊かになります。また、人々の想いが込められた芸術文化には、人に働きかけ、人を輝かせて活力を与える力があります。地域の持続的発展を目的に、10月に発足した「やまがた社会共創プラットフォーム」の第1回協議会でも、「祭りが盛んな地域ほど若者が定着する傾向が高い」ことが取り上げられ、芸術文化の大切さを改めて感じたところです。
望郷みかわ会の会員特典には、なの花温泉田田の割引があり、会員に喜ばれています。旅行等の規制緩和にともない、今後、帰省などで町に訪れる方も増えてくるかと思われます。帰省した旧友や芸術文化にふれて心を癒した後には、郷土への想いを語り合いながら、なの花温泉で体の疲れを癒してみてはいかがでしょうか。
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