
■全国学力・学習状況調査とは
全国の小学6年生と中学3年生を対象に行われている調査です。教科に関する調査(今年度は、小学校は国語・算数・理科、中学校は国語・数学・理科)と、生活習慣や学習環境などに関する質問紙調査が行われました。
実施日:4月19日(火)
■分析結果について
現在、「三島市学力分析検討委員会」で三島市の傾向をより詳細に分析しています。三島市の詳しい分析結果は、10月中旬に市ホームページに掲載予定です。また、小中学生の保護者向けにリーフレット(データ版)を学校を通して配信します。
◇全国・県の平均正答率との比較:凡例は以下のとおり
■教科についての調査(国語、算数・数学、理科)
小学校:すべての教科で、全国・県の平均正答率を上回りました。
中学校:すべての教科で、全国の平均正答率を上回りました。
■生活習慣と学力の関係
生活や学習に関する質問紙調査の結果と学力の関係を分析すると、次のような子どもたちは、各教科の平均正答率が高いことがわかりました。
・自分によいところがあると思っている子
・読書が好きな子
・課題の解決に向けて、自分で考え、自分から取り組んでいる子
・各教科で学んだことを生かしながら、自分の考えをまとめる活動を行っている子
・友達と話し合う活動を通じて、自分の考えを深めたり、広げたりすることができている子
・自分で筋道を立てて情報を集め整理して、調べたことを発表する学習活動に取り組んでいる子
※下のグラフは、生活習慣と平均正答率の関連を表しています。
■生活習慣や学習環境などの調査からわかること
全国や県と比較して、次のようなことがわかりました。
○みしまっ子のすてきなところ
・学習でPC・タブレットなどのICT機器を使っている子の割合が高い
・自分でやると決めたことは、やり遂げるようにしている子の割合が高い
・難しいことでも、失敗を恐れないで挑戦している子の割合が高い
・学校に行くのは楽しいと思っている子の割合が高い
・自分と違う意見について考えることが楽しいと思っている子の割合が高い
・家で自分で計画を立てて勉強している子の割合が高い
・読書が好きな子の割合が高い
・学級の友達との間で話し合う活動を通じて、自分の考えを深めたり、広げたりすることができている子の割合が高い
・学習した内容について、わかった点や、よくわからなかった点を見直し、次の学習につなげることができている子の割合が高い
○みしまっ子の伸ばしたいところ
・毎日、同じくらいの時刻に寝ること
(毎日、同じくらいの時刻に寝ている子の割合:小学生全国よりやや低い/中学生全国より低く、県よりやや低い)
・携帯電話・スマートフォンやコンピューターの使い方について、家の人と約束したことを守ること
(携帯電話・スマートフォンやコンピューターの使い方について、家の人と約束したことを守っている子の割合:小学生全国・県よりやや低い/中学生全国よりやや低い)
問合せ:学校教育課
【電話】983・2671
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