令和3年度の一般会計決算額は、歳入総額296億6,122万円、歳出総額287億3,974万円となり、歳入歳出の差し引き額から令和4年度へ繰り越した事業の財源7,732万円を除いた実質収支額は、8億4,416万円となりました。
性質別に見ると、扶助費、人件費、公債費の義務的経費が157億4,509万円で構成比54.8%となっています。人件費や扶助費の増などにより前年度比20億8,978万円、15.3%の増となりました。
投資的経費は29億6,765万円で構成比10.3%、前年度比9,702万円、3.4%の増です。投資的経費とは、主に公共施設を整備するための費用で、令和3年度は、市民体育館大規模改造事業や中消防署出張所等整備事業などを実施しました。
その他の経費は100億2,699万円で構成比34.9%、補助費の減などにより、前年度比72億1,972万円、41.9%の減となりました。
■市債残高 569億2,090万円 前年度比17億円減
主に道路や学校、下水道など、長期間使用する施設を整備するときの財源の一部にします。令和3年度は、新たな借入額を少なくし、残高を減らしています。
▽市債残高の内訳
一般会計:379億3,649万円
土地取得特別会計:7億200万円
大津湖南都市計画事業栗東新都心土地区画整理事業:1億3,101万円
農業集落排水事業特別会計:8,017万円
水道事業会計:35億1,247万円
公共下水道事業会計:145億5,876万円
計:569億2,090万円
(令和3年度末現在)
■基金の現在高 70億1,186万円
特定の事業を行ったり、財源が不足したりするときに使います。
財政調整基金:20億702万円
減債基金:33億5,385万円 など
前年度比8.6億円増
■市の財産
基金:70億1,186万円
土地:3,320,643平方メートル
建物:延べ床面積227,368平方メートル
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