秋になると毎年恒例。そう、カメムシさんとの日々の出会いです。カメムシさんは越冬のために温かいお家の中に入ってきますが、役場にも毎日たくさんのカメムシが訪れます。カメムシさんがいや~な匂いを出すのには理由があります。例えば、自らの生命の危機を感じて敵に対して威嚇や防御の目的で分泌液を出したり、仲間に対して危険を知らせる”警報フェロモン”としての役割を果たすのです。一方、自分が放つ匂いで死んでしまうこともある、というなんとも憎めない一面も持っています。綺麗な水と空気がないと生きていくことが出来ないカメムシさん。彼らと生きていくのも、美しい自然を継承する伊根町に住む者の宿命ですね。
さてさて皆さん、冬支度の準備は万端ですか?
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