■今回は浪江町
「SNSもぜひのぞいてみてください♪」
浪江町地域おこし協力隊
吉野(よしの)碧(あおい)さん(須賀川市出身)
◇写真で魅せる「浪江町の今」福島復興の一助になれたら
大学で地域づくりを学び、卒業後は一般企業に勤めていたという吉野さん。仕事で大熊町に行くことがあり、被災地を目の当たりにして初めて、震災を自分事として考えられるようになったといいます。それを機に、福島の復興に少しでも携われたらと浪江町に移住しました。「浪江町は水素の研究施設ができたり、国の研究施設の立地が決まるなど、新しいことに次々と挑戦している町」と話す吉野さん。
現在はSNSでの情報発信と、写真展の企画や観光マップの制作を手がけています。カメラ好きな吉野さんの発案で実施した町民参加型の写真展「nami photo」では、写真を通して浪江町の新たな一面を感じることができたといいます。今後は現在の業務を進めながら、帰還した町民と移住者が交流できるような場をつくっていきたいと穏やかな表情で話される姿が印象的でした。
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