くらし 冬の災害は 寒さと雪が命をおびやかす

■いざというときの「寒さをしのぐ備え」を見直そう
北海道ではこれから本格的な冬を迎えますが、冬に地震や津波が起きると、一般に夏よりも被害が大きくなるといわれています。暖房器具の使用による火災、積雪による家屋の倒壊や落雪、急傾斜地でのなだれなど、冬特有の二次被害が重なりやすいためです。津波が発生した場合には、海上の流氷や陸上の雪や氷の塊が漂流物となって押し寄せ、建物を破壊するおそれもあります。
また、寒冷地では避難のための準備に時間がかかり、吹雪や凍結路面の影響で避難行動が遅れがちになります。停電や断水が発生した場合は、暖房が使えず、避難所や自宅での寒さ対策が命を守る上で重要となります。令和6年能登半島地震では、低体温症を含む災害関連死が報告されており、北海道でも冬期発生時に特に大きな人的被害が想定されています。
災害はいつ、どこで発生するか分かりません。冬を迎える前に、家庭でできる寒さをしのぐ備えを確認しておきましょう。

■備えの3つのポイント
1.停電時でも使える暖房を準備
石油ストーブやカセットガスストーブなど、電気に頼らない暖房器具を確認しましょう。防寒着・毛布・使い捨てカイロも多めに備えておくと安心です

2.安全な避難経路を確認
屋根の落雪やなだれの危険箇所を事前に把握し、積雪で通れなくなる道を避けて避難ルートを考えておきましょう。

3.家の中を安全に保つ
家具の固定や整理整頓を行い、揺れで避難路がふさがれないように。雪かき道具やスコップも、玄関からすぐに取り出せるようにしておきましょう。

問い合わせ:
・市総務防災課防災グループ
【電話】23-6380
・稚内地方気象台
【電話】23-2679