その他 編集後記

10か月ぶりの帰省。11月初旬の地元には、まだ秋の風景がありました。おそらく高校生以来、久しぶりに過ごす地元の秋。色づく葉や木になる柿の実、軒下に干される野菜、食卓に並ぶ秋刀魚、白鳥を待つ川…。気が付くと、新しくできたものよりも、昔から変わらない、暮らしていた当時は当たり前のように見てきた風景たちを目で追っていました。
「11月になってしまった」「2025年終わってしまう」などと、一人あせあせと過ごしている毎日は、たくさんのものが変化し、ついていくのが精一杯。久しぶりに目にした、昔から変わらない自分にとって懐かしい風景たちが、じんわりと心を温め、落ち着きを与えてくれました。
のんびりしている暇なんてない。そんな余裕がないときこそ、季節を感じたり、変わらないものの素敵さに心ひかれたり、心穏やかに温かい気持ちで過ごすことができる時間を大事にしたいです。(ま)