- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道上富良野町
- 広報紙名 : 広報かみふらの 2025年12月10日号
◆再認定現地調査が行われました
11月3~6日、日本ジオパーク委員会の山口勝さんと、糸魚川ジオパーク推進協議会の郡山鈴夏さんが、十勝岳ジオパークの現状と、これまでの4年間の取り組みを確かめるため十勝岳ジオパークにやってきました。ジオパークは、認定後も4年に一度、再認定審査を受ける必要があります。この二人による現地調査(視察)と、すでに提出した書類をもとに、日本ジオパーク委員会が最終的な審査を行います。
初日は、二人の現地調査員と十勝岳ジオパークのスタッフで顔合わせを行い、十勝岳ジオパークの4年間の取り組みについての報告を行いました。2日目は上富良野町内で上富良野高校の取り組みや、地域の皆さんとジオパークとの関わりについて視察しました。3日目は美瑛町内の各地を巡り、ジオパークガイドの活動や、今年から始まったインフラジオツアーの様子をアピールしました。最終日となる4日目は、十勝岳ジオパークのこれまでの取り組みと今後の課題について、現地調査員と事務局の間で、率直な意見交換をしました。
◆より良いジオパークをめざして
再認定審査の結果が判明するのは、年明けの1月以降です。今回の審査で「認定取り消し」となることは、制度上ありません。しかし、ジオパーク改善のために厳しい指摘が出ることもあります。
上富良野・美瑛にまたがる十勝岳ジオパークには、世界に誇れる優れた自然景観があります。それを活かした素晴らしい取り組みを、たくさんの地域住民が進めています。今回の再認定審査を機に、このジオパークをさらに魅力的なものにしていきたいと思います。

