- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道幌加内町
- 広報紙名 : 広報ほろかない 令和7年9月号
■Vol.7 炊飯もゆで物もエコでいこう!
食欲の秋がやってきました。秋の味覚を楽しむ機会が増えるこの季節。ちょっとした調理の工夫でCO2をぐっと減らせることをご存じですか?たとえば炊飯。保温時間を短くするために「食べる時間に合わせて炊く」もしくは「冷凍保存して保温はしない」などの工夫で、電気のムダを減らせます。ゆで物も、余熱を活用すれば大幅な節電に。また、電子レンジや電気ケトルの活用も有効です。必要な量だけ、短時間で調理できるため、家庭でのエネルギー効率がぐんと上がります。
▽野菜の下ごしらえに電子レンジを活用。
葉菜(ほうれん草、キャベツなど)
ガスコンロ:年間でガス8.32m³ 1,350円
電子レンジ:年間で電気13.21kWh 約410円
「ガスコンロ」から「電子レンジ」に変えた場合 原油換算6.32L、CO2削減量12.2kg 年間約940円の節約
▽電気ポットは長時間使用しないときはプラグを抜く。
電気ポットに満タンの水2.2Lを入れ沸騰させ、1.2Lを使用後6時間保温状態にした場合と、プラグを抜いて保温しないで再沸騰させて使用した場合の比較
年間で電気107.45kWhの省エネ、原油換算27.08L、CO2削減量52.4kg 約3,330円の節約
また、電気ケトルを使用すれば必要な量だけ素早くお湯を沸かせ、さらに保温マグを併用すれば一日中省エネです。
▽炊飯器の炊き方モードを活用
炊き方のモードが選べる場合「エコ炊飯」がもっとも、電気代が安くなります。ただし炊き上がりまでの時間が長くなるので調理には余裕をもって。保温は4時間程度を目安に。すぐに食べない場合は「冷凍保存」がおすすめです。炊飯器で保温するより電子レンジで温めなおすほうが使用するエネルギーが少なくて済みます。
家族みんなが笑顔になる秋の食卓。今年は“エコ調理”で、ゼロカーボンな秋をはじめてみませんか?
(出典)「省エネ性能カタログ2015年夏版」(資源エネルギー庁)
*掲載データは、一般財団法人エネルギーセンターの実測値を使用しています。ご使用の機器、居住地域、住宅により異なります。