- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道美幌町
- 広報紙名 : 広報びほろ 2025年11月号
認知症になっても安心して暮らせる美幌町に
~若年性認知症について(8)~
◆就労と制度
一度退職してしまうと、再就職することが難しい場合が多いので、できれば今いる職場で続けて働くことを考えましょう。上司や人事担当者、産業医等と話し合い、職場の理解を得られるようにします。仕事の内容にもよりますが配置転換をしてもらう、障がい雇用の枠に入れてもらうなどの方法もあります。退職した後も働きたい、あるいは経済的な理由で働かなければならない場合は、相談窓口もありますのでご相談ください。
(1)医療機関のソーシャルワーカー
(2)ハローワーク(障害者専門窓口)
(3)障害者職業センター
(4)障害者就業・生活支援センター
年齢や就業の有無、病状に応じて利用できる制度も異なります。また生命保険や住宅ローン等は、商品によって契約内容が異なりますので、金融機関等の担当者に尋ね、契約内容を確認してください。他にも高額療養費、高額介護サービス費、子どもの就学資金などで「教育ローン」「奨学金」等利用できる場合があります。
◆サービス等の申請先
○身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、自立支援医療(精神通院医療)、障害福祉サービス、特別障害者手当
→社会福祉課 民生障がい福祉G(役場窓口5番)
○障害年金
→国民年金 戸籍保険課戸籍年金G(役場窓口3番)
→厚生年金 年金事務所、共済組合
○傷病手当金
→協会けんぽや職場の人事部など
参考)「若年性認知症支援ガイドブック」社会福祉法人仁至会 認知症介護研究・研修大府センター
地域包括支援センター
【電話】75-3220/【FAX】73-4787
平日 8:45~17:15
