子育て 高校魅力再発見

◆vol.6静内農業高校キャリア教育
《生産科学科馬事コース》平岡壱都さん、岩田京子さん
《食品科学科》岡本唯菜さん、唐川凪伎さん

▽地域の大人と話して地域のことを知り、コミュニケーションを学ぶ「高校生と働く大人の放課後トーク」で普段交流する機会の少ない地域の大人と話して感じたことは?
唐川さん『大人は、やりたいと決めた道を順調に進んできているというイメージがあったけど、実際は苦労やチャレンジを積み重ねてここにいるということを知りました。』
平岡さん『ケガで馬に乗れなくなって、牧場から医療系に転職したという人の話を聞いて、一つのことだけではなく、いろいろなことを学んで身に付けておくことも大切だと思いました。』

▽放課後トークに参加した生徒を見てきた進路指導の廣谷先生は、生徒の変化を感じる場面はありましたか?
《廣谷先生》放課後トークは進路に直結するイベントではありませんが、町外から入学している生徒も多い中で、「どの地域で働くか」という意識を持ちながら進路選択をできるようになってきていると思います。

▽産社の授業の一つ「キャリア・ステップ」で参加した大学の模擬講義受講や企業見学で印象に残っていることは?
岩田さん『大学の模擬講義を体験することで自分が大学で楽しんでいる姿をイメージできて、勉強のモチベーションにつながりました。自分が好きな分野を追求しながら楽しめる大学生活を送りたいです!』

▽いろいろな専門学校を招いて、資格を取ったその先の「仕事」を体験できる職業体験会なども開催しているとのことですが、どのような体験をしましたか?
岡本さん『保育関係では紙コップロケット作り、美容関係ではネイルやヘアカットなどを体験しました。入学当初は美容系の学校への進学を考えていましたが、職業体験や企業見学などを通じて、ヘアメイクは趣味にして、接客を仕事にしたいと感じるようになり、接客業への就職を決めました。』

▽他に進路を考えるきっかけになった出来事は?
平岡さん『せっかく静農に入学したということで、1年生の夏までは牧場への就職を考えていました。でも、いろいろな人の話を聞く中でスポーツトレーナーの道も良いなと思い、そこからまた別の人の話を聞いてやっぱり馬術も続けたいという思いも出てきて、最終的には馬術とスポーツトレーナーの勉強両方ができる大学への進学を決めました。進路を考えるうえで「産社」の授業の影響は大きかったです。』
唐川さん『企業説明会に参加して、自分に合っている、ここに行きたいなを思える企業に出会えました。その後、実際に企業の見学に行ったことで、さらにその思いが強くなりました。』

▽これから高校進学を考える小・中学生へ伝えたいことは?
岡本さん『今はやりたいことがはっきりしていなくても、静農でさまざまなコンテストや企業説明会に参加する中で、自然と自分のやりたいことを見つけていけます。』
岩田さん『この学校では、1年生の時に馬から園芸、食品まで幅広く学ぶことができ、インターンシップの受け入れ先も豊富なので、自分の進路に合ったところで深く体験することができます。また、全国各地から生徒が集まるので、友だちもたくさんできます!』

▽最後に、生徒の成長を見守ってきた廣谷先生からひと言お願いします
《廣谷先生》狭いコミュニティで生きてきた地元の子も、全国から集まってくる生徒と一緒に学んで、いろいろな人間を知って・関わっていく中で、人としてどんどん成長しているなと、3年生を見ていると特に感じます。入学当初はコミュニケーションがとても苦手な子でも、3年間の経験を通じて誰とでも必要なかかわりを持つことができるようになっていて、静農は社会性がとても身につく学校だなと実感しています。