- 発行日 :
- 自治体名 : 岩手県一関市
- 広報紙名 : 広報いちのせき「i-Style」 令和7年6月号
◆企画展
◇こけし店主Y氏の愛した昭和のこけしコレクション
市内で営まれていたこけし店の店主が心を寄せ、子息が収集した「伝統こけし」。寄贈を受けた約400点を初公開します。
日時:6月21日(土)~8月17日(日)
*6月21日(土)は入館無料
◇講演と対談 楽しみのこけし
日時:6月22日(日) 13:30~15:00
講師:青野由美子氏(カメイ美術館学芸員)
定員:50人
申込み:必要
◇展示解説会
日時:7月6日(日)・8月3日(日) いずれも13:30~14:10
費用:無料
*ただし入館料が必要
◆和算講座研究編(第2回講座/全6回)
一関出身の和算家千葉胤秀が編集した「算法新書」を通して和算を学ぶ連続講座です。
日時:6月14日(土) 10:30~12:00
講師:岩手県和算研究会
費用:300円(初回のみ)
定員:24人
申込み:必要
◆紙の文化史‒入門編‒(連続講座)
和紙や洋紙など身の回りにある紙について、科学的な特徴や歴史を解説します。
(1)紙とは何か
日時:6月29日(日)10:30~12:00
(2)和紙と洋紙
日時:7月13日(日)10:30~12:00
講師:当館学芸員
定員:24人
申込み:必要
◆一関市博物館の展示解説アプリについて
スマートフォンで展示物の解説などを文字・画像・音声で楽しむことができる無料のアプリを導入しています。展示物の解説をいつでもどこでも受けることができます。
アプリ名:ミュージアム展示ガイド「ポケット学芸員」(無料)
利用方法:スマートフォンなどにアプリをインストールしてください。
◆展示品紹介 叢梨子地家紋散半太刀拵(むらなしじかもんちらしはんだちこしらえ)(沼田家旧蔵(ぬまたけきゅうぞう))
沼田家は初め伊達家に仕えましたが、2代重延(しげのぶ)の時に田村家の家臣となりました。代々一関藩にとって重要な役割を担い田村家を支え、幕末には7代延雄(のぶお)と8代延道(のぶみち)が家老職を務めています。当時の屋敷は本市田村町に現存し、市指定文化財「旧沼田家 武家住宅」として市民に親しまれています。
本拵は、沼田家の家紋の花沢瀉(はなおもだか)があしらわれており、梨の肌のような質感の鞘(さや)にきらめく光が印象的です。刀身は、一関藩士で刀工の久保田宗明(むねあき)の作で、延道が宗明に特別に注文したものです。このほか沼田家伝来の甲冑(かっちゅう)など、長年大切にされてきた品々を展示しています。
*テーマ展示室「舞草刀と刀剣」で7月11日まで展示中
※費用が無料、どなたでも参加できる、申し込みが不要の場合、費用、対象や申し込み方法を掲載していません
問合せ:一関市博物館
【電話】29-3180