くらし 町の未来を考える-令和6年度若者会議-

若者の感性や発想、アイデアを町づくりに反映させるための「軽米町若者会議」を2月5日にかるまい文化交流センター宇漢米館で開催しました。委員2人、軽米高校生7人、役場の若手職員が参加し意見交換がなされました。

今回のテーマは、若者が住みやすい町を目指して「若者の定住」、「賑わいづくり」、「町おこし」の3つの視点でグループごとに話し合い、出された意見を発表し合いました。
「若者の定住」は、町役場の男性職員Aグループで話し合いました。定住に必要な条件は「仕事」「住宅」「学校」の3項目。町外に通勤通学してもメリットが感じられれば町内定住も考えられるとまとめました。
「賑わいづくり」に取り組んだ男性職員Bグループは、音楽・スポーツ・食のイベントを考案。同じテーマに取り組んだ軽米高校生のグループは、ハイキューイベントのほか自然を活かしたイベントを提案しました。
「町おこし」がテーマの役場女性職員グループでは、フォリストパークでの温浴サウナにグランピング、朝の食事やカフェがあればいいな、など自由なアイデアが発表されました。
意見は、今後の町づくりや各種計画の見直しなどで検討される予定です。出された意見は次のとおりです。

■若者の定住
▽(1)町外の人が住む場合
・やりたい仕事や労働条件など就職先の選択肢がある
・住居があり、生活のコストがかからない
・学校(専門学校・大学)がある

▽(2)町内の人が住み続ける場合
・働く場所がある
・住居がある
・職場や学校などが町外でも通う方が安い

■賑わいづくり
・大学生バンドや演歌などの音楽フェス
・誰でも参加できるスポーツ大会
・グルメフェスタを夏と冬の年2回開催
・料理教室
・図書館を活用したイベント
・ハイキューファン向けのイベント
・今ある施設を活用した規模の大きい鬼ごっこやかくれんぼ、キャンプなど
・雪合戦大会や水風船大会など季節に合わせたイベント

■町おこし
・フォリストパークにアスレチックを整備
・遊んだ後に汗を流せる温泉やサウナ
・軽米ならではのそば打ち体験やグランピング
・高速バス利用者向けの施設(宿泊や休憩できるところなど)
・学校帰りに寄れたりランチができるおしゃれなカフェ

■令和5年度の実現状況
令和5年度の若者会議では「かるまい文化交流センターの活用方法」をテーマに話し合いを行いました。一年経っての実現状況をまとめました。

▽売店
[実現]スイーツ、円子パン、軽食などの販売
・高校生が部活後にお腹を満たせるもの

▽多目的ホール
[実現]映画をできるだけ多く上映する
[実現]音楽の演奏会
[実現]のど自慢大会
[実現]スポーツ選手の講演会
・パブリックビューイング
・ゲーム大会
・お笑いライブや落語会

▽キッチンスタジオ
[実現]季節に合わせた料理教室
[実現]お弁当作り教室

▽その他
[実現]バザーやマルシェなど
[実現]軽トラ市やキッチンカー祭り
[実現]高齢者向けのスマホ教室
[実現]町内保育施設の合同イベント
[実現]町民で運営するイベント
[実現]ハイキューイベント
[実現]学習塾や進路個別相談
・館内での遊び(おにごっこなど)
・陶芸教室
・カラオケやプリクラ機を設置
・バス待合室に電子レンジやカップ式自販機の設置