その他 表紙から広がる!せんだいView

表紙で取り上げた場所や物事などを深堀りし、仙台の見どころなどを幅広くお伝えします

今月号の表紙は、12月6日に開業10周年を迎える地下鉄東西線です。今回は、東西線沿線のまちの変化やにぎわいについて紹介します。

◆東西線とまちの発展
平成27年12月6日に開業した地下鉄東西線は、荒井駅から八木山動物公園駅までの13駅を結び、仙台のまちに大きな変化をもたらしました。
開業以降、東西線の沿線では宅地の整備が進み、ショッピングモールやライブハウスなどの商業施設も多数立地。こうしたまちづくりの進展に伴い、東西線沿線の人口は、この10年間で約12パーセント増加しました。これは、仙台市全体の伸び率と比べると約12倍に相当します。また、利用者数も年々増加。コロナ禍(か)により一時減少したもののその後は回復し、令和5・6年度の乗車人員は開業前の需要予測であった1日当たり8万人を超えています。
東西線は地域の発展と人々の交流を促進し、沿線に新たなにぎわいや活力が生まれています。

▽東西線沿線および市全体の人口増減率

※平成26年度を100%として算出

◆開業10周年を祝して
市では、開業10周年を記念したさまざまな催しを企画・実施しています。
10月18日に荒井車両基地にて開催した「バス・ちかまつり」では、開業10周年記念のステージイベントを実施。東西線沿線の学校・団体による吹奏楽や書道のパフォーマンスなど、この日ならではの催しが行われました。
また、開業10周年を記念し、12月7日から1月4日まで、東西線沿線の4施設「八木山ベニーランド」「仙台アンパンマンこどもミュージアムandモール」「仙台うみの杜水族館」「八木山動物公園フジサキの杜」をイメージした装飾列車を運行します。特別仕様の列車に乗って、沿線各地にお出かけしてみてはいかがでしょうか。

・装飾列車の運行ダイヤなど詳しくは、交通局ホームページをご覧ください