スポーツ Zoom Up Tome 2025 Special(1)

全国や世界の舞台で活躍した学生たちの挑戦に迫る

■けがを乗り越え全国の舞台で飛翔 天皇賜盃第94回日本学生陸上競技対校選手権大会 男子200メートル 優勝
・佐々木清翔(岩手大2年・津山町元町第一出身)
「混戦だったので、3位には入ったかなと思いましたが、まさか優勝できるとは思いませんでした。全国の舞台で決勝に進出したのも初めてでしたし、本当にうれしいです」と笑顔を見せた。
日本学生陸上競技対校選手権大会(インカレ)の男子200メートルの決勝は6月8日、JFE晴れの国スタジアム(岡山県岡山市)で開催され、津山町出身の佐々木さんが同種目で東北地区の選手で初となる優勝に輝いた。
佐々木さんは、小中学校では野球に打ち込みながら陸上の大会にも出場。小学6年生と中学1年生の時に県大会で1位となり、その後も県大会で上位に入賞。本格的に陸上に挑戦したいと、陸上強豪校である仙台育英学園高校の門をたたいた。陸上は高校までと決めていたが、キャプテンとして挑んだ3年のインターハイで決勝に進出できず「このままでは終われない」と、続けることを決意。岩手大学に進学するが、昨年はけがが重なり、高校時代の記録を更新できずに苦しい日々が続いた。そんな時、高校の恩師から「高校で3年間頑張ったんだから、今はしっかり休んで、来年からまた3年間必死でやればいい」と声をかけてもらい、再び前を向いた。
けがが完治し、厳しい冬の練習を乗り越え、5月に開催された東北インカレでは、20秒60の東北学生新記録をたたき出して優勝した。周囲の期待も高まる中で挑んだインカレ当日、万全の状態ではなかったが、「ここまで来たら全力で走るだけ」と迎えた決勝。スタートで遅れるも、そこからギアを上げ、持ち前の中盤から終盤のスピードの伸びを生かし、ほかの選手を抜いてトップで栄光のフィニッシュラインを駆け抜けた。
「これからも練習に励んで、インカレ2連覇を目指します」。さらなる飛躍を夏の空に約束した。

■新たなステージで高みへ羽ばたく 第94回全国高等学校卓球選手権大会 男子ダブルス 第3位
・阿部 鴻憲(鶴岡東高3年・中田町加賀野二出身)
7月31日から8月4日まで、J:COMアリーナ下関(山口県下関市)を会場に開催された全国高等学校卓球選手権大会(インターハイ)の男子ダブルスで、中田町出身の阿部さんが3位入賞を成し遂げた。
阿部さんが卓球と出会ったのは小学1年生の時。兄が所属していた卓球教室「錦桜紅羅舞(きんおうくらぶ)」の練習を見に行ったことがきっかけで、卓球の面白さにのめり込んでいった。中学3年生の時に全国大会に出場するも初戦敗退。悔しい思いを胸に、高校での雪辱を誓って全国上位レベルの鶴岡東高校に入学した。高校での練習は中学までと比べ物にならないほど厳しかったが、「全国制覇したい」と、必死で練習に励んだ。昨年まで、2年連続で団体とダブルスでインターハイベスト8進出を果たしたが、表彰台には届かなかった。
全国3位以上を目標に、限界まで自分を追い込むほど練習して挑んだ今回は、山形県予選で1セットも奪われることなく優勝。インターハイでも好調を維持し、相手にリードを許しても強気のプレースタイルを貫いて勝ち進んだ。ベスト4進出を賭けて挑んだ準々決勝では、大阪府代表の強豪校と対戦。一進一退の攻防の末2対2で迎えた最終セット、相手にマッチポイントを握られて後がなくなるが、仲間と「最後まで諦めずにミスを恐れないで攻め切るぞ」と声をかけ合い、4ポイント連取して逆転。激戦を制して表彰台への道を切り開いた。続く準決勝では、優勝した相手に惜敗したが、「自分の卓球が全国で通用する」と確信につながった。
「目標だった3位になれて、指導者や仲間、家族に感謝しています。全国制覇の夢は大学で達成したいと思っているので、また気持ちを引き締めて一から頑張ります」と、次のステージでの活躍を誓った。

■第23回全日本女子軟式野球学生選手権大会中高生の部、第10回全日本中学女子軟式野球大会 出場
・齋藤 かのん(新田中1年)、目黒 心寧(ここね)(南方中3年)、伊藤 未來(みらい)(中田中2年)
2年前に見た決勝の舞台にもう一度立つために、大好きな仲間と共に日々練習に励みましたが、結果はベスト8でした。来年こそは、今年成し遂げられなかった全国制覇を目指して頑張ります。

■第56回全国中学校柔道大会 出場
・加藤 壮真(そうま)(米山中3年)
全国の高いレベルの選手の迫力と独特な雰囲気を感じることができました。高校でも柔道を続け、上位を目指したいです。

■全国高等学校総合体育大会ローイング競技大会男子ダブルスカル、女子ダブルスカル 出場
・千葉 健心(けんしん)(佐沼高3年)、富士原 心優(みひろ)(3年)、新井 瞬(しゅん)(3年)、髙山 凜花(りんか)(2年)、黒木 にこり(3年)、鈴木 結愛(ゆあ)(2年)
今までの人生の中で一番楽しい経験でした。全国の強豪校相手に競るレースができて、自分たちの成長を感じました。今後も目標に向かって諦めず取り組む姿勢を大事にしたいです。全国で戦えたのは、家族や先生、日々一緒に練習してくれたみんなのおかげです。応援、サポートありがとうございました。

■第55回全国中学校 相撲選手権大会 出場
・長江 凌(りょう)(米山中3年)
先生や家族の支えが力になりました。高校ではインターハイに出場し、県の相撲界を背負って立つ選手になりたいです。

■第3回空道ワールドカップ U13女子 優勝
千葉 莉緒(りお)(佐沼中1年)
外国人選手に負けないように、大人の選手と練習をしました。大会では積極的に攻めて、優勝できてうれしかったです。

■第36回全国都道府県中学生 相撲選手権大会 出場
・近藤 凛空(りく)(南方中1年)
大会に向けて、四股とすり足の動きの練習を工夫して頑張りました。次は入賞を目指し、意識して練習に取り組みます。

■第3回空道ワールドカップ U13女子 出場
・後藤 花(はな)(中田中1年)
延長戦まで頑張りましたが、体格差で押し切られてしまいました。打撃などをパワーアップして来年こそ勝ちたいです。