くらし 12月3日~9日は障害者週間 地域全体で自立をサポート

本市では、障がいのある人もない人も、お互いを尊重し、支え合う共生社会の実現を目指して、障がいのある人の自立や社会参加を推進するため、各種事業に取り組んでいます。

◆地域生活支援拠点事業を開始
障がいのある人が、住み慣れた地域で安心した生活を送れるように、4月から地域生活支援拠点事業を開始しました。関係機関が連携し、切れ目のない支援体制の構築を目指します。この事業は、次の5つの機能で構築されています。

(1)相談
障がい福祉サービスなどの調整や相談、そのほか必要な支援を行います。

(2)緊急時の受け入れ
障がいのある人を支援している親族などの急病、障がいの特性により起こる障がいのある人本人の状態変化など、緊急時の受け入れを行います。

(3)体験の機会などの提供
病院や施設、親元から自立して一人暮らしをするための、体験の場を提供します。

(4)専門的人材の確保
障がいのある人の生活を支える専門的人材の確保や養成を行います。

(5)地域の体制作り
障がいのある人を支えるためのサービスや支援体制の構築などを行います。

◆地域生活支援拠点「サポートセンタープラスワン」
サポートセンタープラスワンは、市から委託を受け、相談や体験の機会の提供など、障がいのある人の生活を支える拠点機能の一部を担う事業所です。
受付時間:月~金曜日の午前8時30分~午後5時(祝日、年末年始を除く)
場所:丸田町272
利用方法:サポートセンタープラスワンに直接申し込みまたは社会福祉課に相談
利用料金:無料(食事代と暖房費は別途必要)
問い合わせ:サポートセンタープラスワン【電話】94-8860または社会福祉課

◆安心できる暮らしを目指して
当センターは、緊急時の受け入れ支援や、自立した生活を送るためのサポートを行っています。
例えば「一人暮らしをしたい」という相談があれば、調理や洗濯、買い物などの生活に必要なスキルを身に付けるため、体験の場となる居室を提供します。また、ホームヘルパーや就労支援などの障がい福祉サービスと組み合わせながら、支援体制の構築などを行います。
私たちは、一人ひとりの「できること」「できないこと」を把握して、その人に合った支援方法を提案することで、障がいのある人が自信を持って自立し、安心して暮らせるよう、寄り添っていきたいと思います。
-サポートセンタープラスワン 代表 髙橋恵美子さん

→社会福祉課
【電話】88-8112