- 発行日 :
- 自治体名 : 福島県国見町
- 広報紙名 : 広報くにみ 令和7年7月号
■地元に貢献する未来を描いて
―佐藤優羽(さとうゆう)さん(県北中3年)
私の将来の夢は、生まれ育った国見町に貢献できる仕事をすることです。具体的な職業はまだ決まっていませんが、公営塾ハルに通い、国見町のことを調べるなかで、この町をよくしようと思っている人たちがたくさんいることを知り、私もそのような仕事がしてみたいと思うようになりました。また、中学2年生のときに道の駅国見あつかしの郷で職場体験をしたことも大きなきっかけとなりました。地元の農家さんが育てた新鮮な農産物を消費者に届ける大事な場所で、スタッフの方が商品をきれいに並べたり、お客様に熱心に商品の説明をしたりする姿がとても印象的でした。そのとき、「地域の魅力を伝えるって、すごく大事な仕事なんだ」と感じ、やりがいのある仕事だなと思いました。
今は部活動に力を入れています。吹奏楽部でホルンを担当していて、7月のコンクールでは、金賞を獲り東北大会に出場することが目標です。昨年の県大会では銀賞で悔しい思いをしたので、今年は仲間と協力して、さらに練習に力を入れています。ホルン担当は私を含めて2人で、後輩の1年生に教えるときは、指の使い方や息の吹き込み方など、自分の経験を交えながらわかりやすく説明するよう心がけています。後輩が上達する姿を見ると、役に立ててると感じ、うれしくなります。
私は将来、自分の意見をしっかり持ちながらも、周りの意見を柔軟に聞ける大人になりたいです。そして、どんな仕事であっても自分なりにやりがいや面白さを見つけて楽しみながら働ける人になりたいです。
国見町への想いを胸に、自分の未来をこれから探していきたいと思います。