- 発行日 :
- 自治体名 : 福島県国見町
- 広報紙名 : 広報くにみ 令和7年10月号
■バレーボールとともに歩む未来―紺野翔(こんのしょう)さん(県北中3年)
僕の将来の夢は、バレーボールに携わることです。選手としてプレーし続けることが一番ですが、指導者やバレーボールチームの運営側など、大好きなバレーとずっと携わっていたいです。中学校に入ってからバレーを始めたのですが、すぐに夢中になりました。チームでボールをつなぎ、最後にスパイクを決めて点が入った時の喜びや気持ちよさが大好きです。バレーはチームプレーだからこそ、仲間と力を合わせて得点できた時のうれしさが大きいと思います。中体連では、思うように勝ち進むことができず、とても悔しい思いをしました。その悔しさを忘れずに、高校でもバレーを続けて、全国大会に出場できるよう頑張りたいです。バレーは試合の流れや雰囲気がとても大事なスポーツだと思っています。自分がミスをしても、チーム全体の雰囲気が悪くならないように声を出したり、気持ちを切り替えたりすることを意識して取り組んできました。
今は受験を控えているので、勉強時間を少しずつ増やしています。それでも、週2回はクラブチームで練習を続けています。高校に入ってからも活躍できるように、今の練習を大事にしていきたいです。勉強とバレーの両立は大変ですが、どちらも手を抜かず頑張りたいと思っています。
将来は、信頼される大人になりたいです。自分だけが良ければいいのではなく、周りの人の気持ちを考えて行動できる人になりたいと思います。バレー部の部長を経験して、仲間の意見を聞きながらまとめていく難しさを実感しましたが、誠実に向き合っていけば、周りの人から信じてもらえることを学ぶことができ、良い経験となりました。
バレーボールのほかに、夢がもう1つあります。それは、海外に行くことです。祖父が海外旅行をした時の話をよくするのですが、その話を聞くたびに、自分もいつか海外に行ってみたいと思うようになりました。実際にいろいろな国を見て、自分の価値観や考え方を広げたいです。きっと視野が広くなって、今とは違うものの見方ができるようになると思います。これからも、夢に向かって一歩一歩努力していきたいです。
