その他 その他のトピックス(1)

■〈知事コラム〉Where there’s a will, there’s a way.~意志あるところに道は開ける~Vol.74

本県の有する魅力を大いに引き出し、将来にわたって夢や希望を描ける県にしていくことが、私の重要な役割だと考えています。
このため、観光分野においては、3か年にわたる「茨城デスティネーションキャンペーン」のプロモーションや、「花絶景」を切り口とした観光コンテンツの造成・高付加価値化など、本県の地域資源や魅力を生かした誘客促進の取り組みを進めてまいりました。この結果、2024年の本県の観光入込客数は6,180万人と、好調を維持するとともに、観光消費額は過去最高の4,447億円となり、過去最高を3年連続で更新しました。今後も、観光コンテンツの差別化や観光イメージのブランディングを推進することで、さらなる誘客促進に努めてまいります。
また、10月18日・19日には、サイクルルート「奥久慈里山ヒルクライムルート」とトレイルコース「常陸国ロングトレイル」を組み合わせた国内唯一無二のサバイバルレース「Okukuji『X』」(奥久慈クロス)を開催しました。多くの方々に参加いただいたほか、入賞者に常陸牛や県産米などを贈呈することで、県北地域をはじめとした本県の魅力を広く国内外へ発信することができました。
さらに、先月29日には県植物園を日本初の泊まれる体験型植物園「THE BOTANICAL RESORT(ボタニカルリゾート) 林音(リンネ)」としてリニューアルオープンしました。茨城の新たな観光の目玉として、県内観光施設とも連携し、周遊観光を推進してまいります。
引き続き、常識にとらわれない新しい発想で工夫を重ね、本県ならではの「差別化」に取り組み、「活力があり、県民が日本一幸せな県」の実現に向け、「新しい茨城」づくりに全力で取り組んでまいります。

茨城県知事 大井川和彦