健康 市立病院Diary~医療の舞台裏から~(10)

■小児科~病院と教育との連携で何を目指すか?
現在、少子化が叫ばれて久しく、自分が小児科研修医を始めた20数年前と比べると、患者さんの数は少なくなったと肌で感じています。一方で、心身面のつらさから長期間の入院を余儀なくされる子、どこにも居場所がなく命を絶とうとする子など、社会が目を背けてはならない子どもたちの入院は増加の一途です。
小児科医は「子どもたちの代弁者」であり、彼らを支える存在です。当院小児科では、入院している小中学生が学び、遊ぶ権利を享受し、社会との絆を感じていられるよう、院内学級であるさやか学級を設置する他、慶應義塾大学学生を主体とするNPO法人YourSchool(学生派遣ボランティア)と連携した新たな取り組みも調整しています。子どもたちが力を取り戻し、社会へ戻る架け橋を作りたいと考えています。

副診療部長 常松 健一郎

問い合わせ:市立病院経営企画室
【電話】042-581-2677
【ID】1026218