子育て 【10月は里親月間】変わるのは子どもたちの未来 里親になって共に歩もう

■里親制度とは
さまざまな事情から家庭で暮らせなくなった子どもを、一定期間、自分の家庭に迎え入れて、温かな愛情をもって養育し、育ちを支えるための制度です。
里親として活動することはもちろん、里親家庭を温かく見守ることも、里親や子どもたちにとって大きな支えになります。

◆QandA
Q.私でも里親になれますか?
A.研修の修了や経済困窮していないことなど、一定の要件を満たせば誰でもなることができます。また、共働きや実子がいるご家庭などでも里親になることができます。

Q.子どもを迎え入れる期間はどのくらいですか?
A.児童が18歳になるまで長期間で受け入れることもあれば、週末や夏休みなどの短期間だけ受け入れる「3日里親」など期間はさまざまです。

Q.養子との違いは何ですか?
A.養子縁組は法的に親子関係となりますが、里親制度は法的な親子関係は結ばず一定期間子どもを養育する制度です。

Q.支援団体や行政のサポートは受けられますか?
A.児童相談所や先輩の里親の他、里親センターひこばえや里親会などが里親になった方のサポートをしてくれます。また、必要な費用は国や県が定めた金額が支給されるので、金銭面でのサポートも充実しています。

◆里親経験者からのコメント
戦争がなく、平和な世界だから里親ができる。大好きな人と一緒にいて、毎日、お腹が空いたらご飯が食べられ、ゆっくりと寝られる。大きくなって、「私が生まれてきて良かった」という実感を持ってもらえる里親になれたら良いなあと思います。

○里親センターひこばえ
里親同士の交流の場として活動している他、里親に関する知識や相談先などの情報提供、養子縁組に関する相談にも応じています。
【電話】046-205-6092 月・水・金・土 10~16時

○児童相談所
お住まいの地区を担当している児童相談所にご相談ください。

上記記事に関する問合せ:県子ども家庭課
【電話】045-210-4655【FAX】045-210-8868