- 発行日 :
- 自治体名 : 長野県伊那市
- 広報紙名 : 市報いな 令和7年12月号
■元気だからこそ伝えたい、将来のこと・私の思い
▽思いを伝える「自分ノート」
人生100年時代とはいえ、いつかは訪れる心身の衰え、予期せぬ出来事に戸惑いを感じる方もいることでしょう。市では自分の思いを家族や支援者に伝える手段の一つとして「自分ノート」をお渡ししています。
今回リニューアルした自分ノートには元気なときから考えておきたい内容をロードマップにして掲載しました。ご家族や近親者などあなたを支援していただく方々と話し合う機会にご活用ください。
自分ノートは、福祉相談課(福祉まちづくりセンター内)で配布していますので、ご希望の方はお気軽にお問い合わせください。また市公式ホームページからもご覧いただけます。
◇脳卒中や心不全、癌、認知症等の病気で自分の意思を伝えることができなくなることがあります。
そんな時に、本人の「思い」や「望み」がつまったこの「自分ノート」があれば、どういう「思い」や「望み」を持っていたかが周囲に伝わり、たとえ意思が伝えられない状態でも、「思い」や「望み」に沿った生活援助や治療が受けられます。
自分ノートを書くことで、自分の「思い」や「望み」が整理され、自分自身の新しい発見もあるかもしれません。これからの人生を出来るだけ不安がなく、ここで幸せに過ごすために、自分自身のために、まずは自分ノートを書いてみてください。
伊那市在宅医療・介護連携推進協議会 会長 田畑内科医院 清水まゆみ
問合せ:福祉相談課 相談支援係
