くらし 【消防署】備えが命を繋ぐ

住宅火災は、思わぬタイミングで突然発生します。特に夜間や睡眠中の火災は、煙や炎に気づくのが遅れ、「逃げ遅れ」により亡くなる方が多くなる傾向があります。
火災を早期に知らせてくれるのが「住宅用火災警報器」です。適切な場所に設置し、定期的に点検していなければ、その機能を十分に発揮できません。この機会に、今一度、ご自宅の警報器を確認してみましょう。

■設置が必要な場所
1 すべての寝室(人数に関係なく)。
2 寝室が2階の場合→2階の階段部分。

■設置位置のポイント
1 壁に設置する場合→天井から15~50cm以内にしましょう。
2 天井に設置する場合→壁や梁から60cm以上離しましょう。
3 エアコンの吹き出し口から1.5m以上離しましょう。

■点検の仕方
警報器本体のボタンを押すか、点検ひもを引いて音が鳴るか確認してください。音が出ない場合は電池切れか本体の不具合の可能性があります。説明書で確認し、必要に応じてメーカーへ連絡してください。
住宅用火災警報器の寿命はおおむね10年です。年数にかかわらず、作動チェックは年に数回が理想です。火災から命を守るためには、「気づく」ことが最も重要です。備えを怠らず、日ごろからの点検を忘れないようにしましょう。

問合せ:羽島郡広域連合消防本部
【電話】388-1195