- 発行日 :
- 自治体名 : 岐阜県揖斐川町
- 広報紙名 : 広報いびがわ 令和7年8月号
■揖斐川町は、住民の皆さんの子育てを応援しています。~子育て支援センターの紹介~
▽お楽しみ会with揖斐高生~お兄さん、お姉さんと遊んだよ~
「揖斐高校 保育コース」の生徒さんとの交流会がありました。触れ合い遊びや体操、ゲームや制作活動など、生徒さんが計画・準備をしてくださり、どの活動も楽しくみんな笑顔いっぱいに参加することができました。活動の最後は、子ども達の大好きな「だるまさんが」の大型絵本の読み聞かせでした。絵本を見ながら、体を動かしたり口ずさんだりする子ども達の姿は可愛らしかったです。生徒さんたちの笑顔、一生懸命な姿は素敵で、参加された親子はとても楽しそうでした。今後も、地域の方との交流を大切にしていきたいと思います。
■いきいき園キッズ!
▽「子どもが考える力を大切に」~やまと・きたがた幼児園~
やまと・きたがた幼児園では毎朝、色水や石けん遊び、運動遊びや廃材遊びなど、いろいろな遊具や素材に触れながら、異年齢で遊んでいます。
暑くなり、水を触る機会が増えてきてから大人気なのが砂場遊びです。最初は穴を掘ったり山を作ったり、型抜きをしてままごと遊びをしたりしていましたが、他のコーナーで水を使っている姿を見て「みずつかいたいな…」とつぶやく声が聞こえてきました。「お水使ってもいいよ」と声をかけましたが、水は近くにはありません。さてどうするのかなと様子を見ていると、一人の子が「あっちでくんでくる!」とバケツを持って遠くの水道まで走っていきました。水がこぼれないようにそーっと運んできたバケツの中は3分の1程度の水。それでもその水を掘った穴の中に入れて溜まったのを見て大喜びしていましたが、すぐに水は砂の中に消えてしまいます。
それを見ていた周りの子どもたちが、「ぼくもいく!」と何度も繰り返し水を運んでいましたが、そのうち一度にたくさん運ぶにはどうしたらいいのかを考えて、近くにあった一輪車を使うことを発見!たくさん運ぶには大きな一輪車に入れればいいんだということに気づき、一輪車の中に水を入れて運んでくる姿を見て、子ども達の発想力に驚かされました。
そこから遊びも発展し、穴に溜まった水の中に足を入れて足湯を作ったり、川を作って足湯に繋げたりと、砂場全体を使って楽しめるようになりました。
これからも、子ども達の考える力を大切にしながら、いろいろな遊びに展開していくことができるように環境を工夫していきたいと思います。