イベント 【市制20周年記念事業】第66回 松阪市美術展覧会

今年は、4部門に225点の応募がありました。また、デジタル特別企画の2部門に、82点の応募がありました。
素敵な作品をありがとうございました。
ここでは、各部門の審査評(要約)と入賞者(奨励賞を除く)を紹介します。(敬称略)

※受賞作品の詳細は本紙20~21ページをご覧ください。

第1部:10月5日(日)~12日(日) 絵画、彫刻・工芸
第2部:10月26日(日)~11月2日(日) 写真、書道

◇絵画
審査員コメント
入選作品について、全体的にグレードアップをしており、審査をしていて嬉しくなりました。モチーフの選び方や視点、発想がユニークで、私たちも学ばせてもらいました。それぞれが楽しみながら創作しているのが伝わってきます。今後も大きな画面や新しい技法などを取り入れ、どんどん挑戦してもらいたいです。

◇彫刻・工芸
審査員コメント
松阪木綿との関わりから、染織作品は質も高く充実した出品となっていますが、出品数は減少し、水準の低下が心配な状況となっているのが気にかかリます。受賞作品も含めて、細部の造形にもっと神経を行き届かせてほしいと思います。
今後も、力作、意欲作が数多く出品されることを、心から期待しています。

◇書道
審査員コメント
昨年より若干ではあるが出品点数も増加し、充実した審査となりました。漢字・仮名・調和体(漢字かな交じり)・篆刻などそれぞれのジャンルで努力の成果が見られた作品が多数あり、レベルの高さを感じました。入賞作品は古典をよく学んだ力作揃いで素晴らしく、墨の潤渇で立体感を表現したり、豊かな線で詩情を表現するなど見応えがありました。今後、古典を中心に基礎をしっかり身につけ、創作活動に励んでほしいと思います。

◇写真
審査員コメント
被写体はバラエティーに富み、見ごたえがありました。一席は高齢社会の日常の一端を見事に捉えた作品。二席は大阪の街での人間模様をうまく4枚組に構成しています。三席は凍った現象を「ナニかに見せる」工夫で組写真にしています。岡田文化財団賞は暗い中で自然に咲く藤と赤い鳥居の織りなす神秘的な作品。回転焼肉一升びん賞は美しい光線を背景にイルカのジャンプの瞬間を捉えています。まつさか未来賞は大雪の中を走り行く列車をうまく表現しています。

◇デジタル特別企画/デザインイラスト

◇デジタル特別企画/スマホ写真

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※公式インスタグラム、市ホームページの二次元コードは本紙21ページをご覧ください。

問合せ:文化課
【電話】53-4397
【FAX】22-0003