くらし つかさといっしょにしらべる堂

■〔きょうのしらべるテーマ〕2025年度9月補正予算
※金額は概数

『今回は、9月補正予算について調べていくのじゃ!』
・京都のまちを見守る 鍾馗(しょうき)はん

『今取り組むべき社会課題などに素早く対応するために補正予算を計上しています。全体像はこちらをご覧ください。』
・しらべる堂店主 つかさ

『補正予算のポイントは、こちらの4つなのである!』
・しらべる堂看板猫 ワガハイ

■補正予算の全体像
・補正予算の規模…71億円

◇補正予算のポイント
(1)市民生活・事業者の下支えにつながる物価高騰対策
(2)新たな公共交通体系の構築に向けて市バスの自動運転導入に着手
(3)市立病院の今後の在り方についての検討・臨時的な資金繰り支援
(4)持続可能な行財政運営の推進

『ここでは、ポイントを絞って、取り組み内容を紹介するのである!』

■補正予算のポイント(1)!
◆市民生活・事業者の下支えにつながる「物価高騰対策」

『現在、物の価格が急激に上がっていて、市民・事業者の皆さまにとって厳しい状況にあるのである。』

『そこで、「市民の皆さまのくらしの維持向上」と「地域企業などの経営基盤強化」の2つの視点から、光熱費の負担軽減をはじめとした支援を行います!』

▽市民の皆さまのくらしの維持向上
・省エネ家電への買い換えを促進〔2億6000万円〕
家庭での電気代の負担軽減や二酸化炭素排出量の削減を促進するため、省エネ基準を達成しているエアコン、冷蔵庫への買い換えを支援。

・学校給食の保護者負担の軽減〔3億円〕
学校給食の食材費について、米や牛乳価格の高騰による増額分を支援することで保護者の負担を軽減。

・子どもの見守り活動を行う団体への支援〔800万円〕
子ども食堂等の子どもの居場所づくりや子育て家庭への食品配送など、子どもの見守り活動に取り組む団体が、物価が高騰する中でも安定的に取り組みを実施できるよう追加支援。

▽地域企業などの経営基盤強化
・省エネリノベーション支援〔2億3000万円〕
光熱費の負担軽減や二酸化炭素排出量の削減を促進するため、中小事業者に対して、省エネ型の空調設備や照明機器、給湯設備への更新経費を支援。

・銭湯の経営改善支援〔3100万円〕
法令により入浴料金が決まっており、燃料等の物価高騰の影響で経営が苦しい状況にある銭湯事業者に対して、ボイラーなど浴場設備の改修・更新経費を支援。

・デジタル化推進の支援〔2億4300万円〕
生産性の向上や業務の効率化などを目的に、デジタル化に取り組む中小企業などに対して、専門家を交えた検討や導入経費を支援。

■補正予算のポイント(2)!
◆新たな公共交通体系の構築に向けて「市バスの自動運転導入に着手」

『市内の公共交通は、バス運転士の担い手不足や郊外での利用者数の減少など、多くの課題があるのである。』

『そこで、公共交通の課題解決に向けて、大きな可能性を持つ「自動運転バスの導入」に着手します!』

▽市バスの自動運転導入に向けた実証実験〔4700万円〕
自動運転バス運行の実証実験を行うために、課題把握やルート・車両選定などを調査します。その結果を踏まえて、実証実験や試乗体験などを実施します。

「市営交通では政令市初!」

『今年度の取り組みを踏まえて2026年度以降も実証実験を行い、2028年度に特定条件下での自動運転の導入を目指すぞい!』

■補正予算のポイント(3)!
◆市立病院の今後の在り方についての検討・臨時的な資金繰り支援〔20億5000万円〕

極めて厳しい経営状況を踏まえ、外部の専門的知見も取り入れながら、守るべき機能は堅持しつつ、今後の病院の在り方について検討を行います。併せて臨時的な短期貸付も実施します。

『この他の取り組みなどはHPを確認してくださいね!』

問合せ:財政室
【電話】222-3288【FAX】222-3283